概要
真ん中あたりに肘という関節があり、そこで腕を折り曲げることができる。
部位は、肩から肘までを「二の腕」、肘から手首までを「前腕(まえうで/ぜんわん)」と呼んで区分する。
四足動物の「前肢」に相当するものであるが、逆に猿の前肢のことを「腕」と呼ぶことがある。
このほか、機械の本体・筐体から細長く突き出した部分のことも「腕」と呼ぶことがある。
言語による「腕」と「手」の指す範囲の違い
日本語の「腕」は手を含めることと含めないことがある。また、腕と手をまとめて「手」と呼ぶことも一般的である。
英語の「arm」やドイツ語の「Arm」は腕の部分のみを指し、手は「hand」「Hand」と呼んで区別する。
いっぽう、ロシア語では「腕」も「手」も「рука」という同じ単語で言い表す。
腕に関する用語
仕事能力の象徴として「腕」が使われることがある(「腕前」「腕が鳴る」「女の細腕」「○○の右腕」「腕によりをかける」など)。