マリオパーティ3
まりおぱーてぃすりー
概要
2000年12月7日に発売されたマリオパーティシリーズの3作目。
NINTENDO64で発売されたシリーズでは本作が最後の作品となり、次作は初めてゲームキューブの作品となっている。
64から発売されたシリーズでは初代も含め今までバーチャルコンソール化されていなかったが、2022年9月13日のニンテンドーダイレクトで初代と共に初めてニンテンドースイッチの+追加パックで配信されることが決定した。
初代と『2』の配信は2022年11月2日、『3』は2023年10月27日に配信された事で64から発売されたマリオパーティの3部作が配信で全て勢揃いしたのはこれが初となる。
なお、今作から『10』まで収録されているミニゲームがオール新作になっている。
あらすじ
1000年に1度生まれるという「ミレニアムスター」がマリオたちの暮らす世界に降ってきた。
このスターを手に入れたものは「うちゅういちのスーパースター」になれると言われ、このスターをめぐってマリオたちは言い争いになってしまう。
すると、突然ミレニアムスターが光りだし、マリオたちの世界が飛び出す絵本のようなおもちゃの世界に変化してしまった。
ミレニアムスターは「誰が、ワタシを手にするのにふさわしいかためしてやろう」とマリオたちに話す。マリオたちは、ミレニアムスターをめぐって競い合うこととなった。
新要素
プレイヤーキャラの追加
本作ではこれまでの6人(マリオ、ルイージ、ピーチ、ヨッシー、ワリオ、ドンキーコング)に加え、新たにデイジーとワルイージがプレイヤーキャラに追加された。
特にワルイージは彼の初登場作でもある「マリオテニス64」では仕様上あまりキャラクターを掘り下げられなかったため、本作でキャラとしての特徴が固まった。
デイジーとワルイージはストーリーモードでは使用できない為、正式なレギュラー起用はマリオパーティ4からである。
それぞれのイメージカラーはマリオが赤、ルイージが青、ピーチがピンク、デイジーが黄色、ヨッシーが緑、ワリオが紫、ドンキーコングが茶色、ワルイージが黒である。
なお、ストーリーモードでのスタースタンプはそれぞれ担当するキャラと同じイメージカラーとなっているが、かわいらしさのスタンプのみデイジーのイメージカラーと異なる水色のスタンプである。
ターン数の自由選択
2までは20、35、50の3つからしか選べなかったが、今作から10〜50の間の好きなターンを選んで遊べるようになった。バトルロイヤルマップでスタート画面を押した際に出てくるターン数表示の色はデフォルメの20ターンだと黄色、35ターンは緑、50は赤、おこのみのターンを選択した場合は青になる。(おこのみの場合はデフォルメのターンを選択しても色は変わらない。)
デュエルマップでは20ターンか∞のどちらを選ぶようになっており、スタート画面を押した際に出てくるターン数表示の色は20だとバトルロイヤルマップと同じく黄色、∞だとバトルロイヤルマップの50ターンと同じ赤になった。
なお、ストーリーモードでは黄緑?になっている。
ハンデの有無
2までは全員スターの数が0で始まっていたが、今作から初期スターを0〜9の中から選ぶようになった。
デュエルマップでは初期ライフを1〜5の中から選ぶようになった。
ストーリーモードではハンデは無し。
ミニゲームパックの追加
2までは全てのミニゲームが遊べていたが、今作から全てのミニゲームが遊べるノーマルパックに加えて、簡単なミニゲームのみが遊べる「ファミリーパック」が追加された。
ストーリーモードでは唯一操作中に変更可能となっている。
ストーリーモード
これまでは遊んでいるうちに勝手にストーリーが進行していく形式だったが、本作からプレイヤーキャラ(デイジーとワルイージを除く)から誰か一人を選択し、マップを攻略していく一人プレイ専用モードとして登場した。
マップをクリアすると成績に関係無くスタンプを押してもらえ、スタンプをたくさん集めるとクリアとなり、全体のランクが発表される。
なお、前作や前々作にあるクッパと戦うステージやミニゲームと言った物は上記のワルイージとミレニアムスターに取り上げられている。
従って今作で彼と戦う事は無い。
ストーリーモードの流れ
順番 | ステージ | 相手 | スタンプ |
---|---|---|---|
1 | ひえひえレイク | ちえ | |
2 | ゲートくんマップ | ワリオ | ちえ |
3 | ブクブクしんかい | やさしさ | |
4 | ヤジルシくんマップ | ヨッシー | やさしさ |
5 | ジリジリさばく | ちから | |
6 | ドカンくんマップ | ドンキー | ちから |
7 | グルグルのもり | あい | |
8 | ファンくんマップ | ピーチ | あい |
9 | ドキドキどうくつ | ゆうき | |
10 | コンベアくんマップ | マリオ | ゆうき |
11 | リバースくんマップ | デイジー | かわいらしさ |
12 | ワルイージとう | ワルイージ | わるさ |
13 | スターダストバトル | ミレニアムスター |
※対戦相手がプレイヤーと重なった場合はルイージが代わりに相手となる。そのため今作はルイージが主人公という説がある。
※対戦相手は直接喋らず、コロが通訳するような形になるのだが、何故かワリオ(プレイヤー時は除く)とワルイージは普通に喋る。
※バトルロイヤルマップではスタンプに該当するキャラは登場せず、プレイヤーの選んだキャラとデュエルで戦うキャラを除く4人からランダムで選ばれる。ワルイージとうではワルイージは固定で、プレイヤーキャラとデイジーを除く5人の中から2人が選ばれる。
ストーリーモードではターン数が決められており、バトルロイヤルマップは15ターン、デュエルマップは20ターンになっている。
デュエルマップ
本作ではバトルロイヤルマップ(従来のマップ)とは別に1対1で勝負するデュエルマップが用意されている。
このマップではプレイヤーにそれぞれライフが用意されており、このライフを先に0にした方が勝ちとなる。
また、このマップ「おたすけキャラ」を呼び出してプレイヤーの前または後ろに配置することができる。
最初に使えるおたすけキャラはキャラごとに決まっており、それ以降はスタートに戻るごとに一人呼び出すすることができる。同じキャラを前後に置くと攻撃力がプラス1される。(バッタンとドッスンは攻撃力が0のため、給料が1減る。)違うキャラの場合でもミレニアムスターから名前を付けてもらえる事もある(特殊効果はない)。
おたすけキャラはそれぞれ攻撃力とライフがあり、サイコロの移動で相手と接触するとおたすけキャラによるバトルが開始される。
攻撃を受けてライフがゼロになったおたすけキャラは倒れて消えてしまい、おたすけキャラが受けた攻撃がライフ以上であった場合、貫通してプレイヤーにダメージが入る。攻撃を受けた方向におたすけキャラがいない場合はダイレクトアタックとなってプレイヤーのライフにそのままダメージが入る(この辺りはMTGのルールに近い)。
また、おたすけキャラには給料というコストがあり、ターンごとにコインを支払わなければならない。払えなくなってしまった場合はおたすけキャラが消えてしまう。強いキャラほど給料は高い傾向にある。
おたすけキャラ一覧
名前 | 初期配備されるキャラ | 攻撃力 | 体力 | 給料 | 特殊能力(備考) |
---|---|---|---|---|---|
ノコノコ | マリオ | 1 | 2 | 1 | |
クリボー | ルイージ | 2 | 1 | 2 | |
キノピオ | ピーチ姫 | 1 | 1 | 1 | キノピオがいる時、相手のマスに止まってもコインを払わなくて済む |
テレサ | ヨッシー | 2 | 1 | 3 | 相手から攻撃を受けるとその攻撃を相手に返す。(ただし、ワンワンとドッスンに攻撃された場合はカウンターが出来ずに消滅する) |
ボムへい | ワリオ | 1 | 1 | 3 | 確実に敵プレイヤーに直接攻撃するが、攻撃後は消滅する。 |
バッタン | ドンキーコング | 0 | 4(最大値) | 3 | |
パックンフラワー | ワルイージ | 3(最大値) | 1 | 5 | たまに1~3が出る追加サイコロを吐き出し、その数だけ進む。 |
ムーチョ | デイジー | 2 | 2 | 5 | 時々ターン初めに2~4枚のコインを出す。 |
スローマン | なし | 1 | 3 | 2 | 一番遠いキャラに攻撃する。唯一特殊なコンビ名が2つある。 |
ワンワン | なし | 1 | 2 | 6(最高値) | 敵全員に攻撃する。 |
ドッスン | なし | - | 2 | 4 | 攻撃時、敵おたすけキャラを一撃で倒すが、敵プレイヤーにはダメージ0。 |
ミニクッパ | なし | 0or3(表示されてる攻撃力は1) | 1 | 3 | 攻撃時にクッパに変身して強力な攻撃を行うが、失敗するとダメージ0。 |
ちなみに1番の火力を誇るのはパワーアップしたダブルミニクッパで、変身に成功するとなんと12ものダメージを与えられることができ、体力満タンのライバルとパワーアップした体力満タンのバッタン以外の状態だと確実に死ぬ。
ギャンブルゲーム
ヘイホーのマスに止まると持っているコインを全て賭けてギャンブルミニゲームを強制的に挑戦させられる。
ギャンブルミニゲームは勝てばBETしたコインが設定された倍率分返ってくるが、負けるとあっという間に無一文になってしまう。
どれも運要素が強く、ダブルアップチャンスや破格の倍率など、ギャンブルならではの誘惑も多い。
ストーリーモードクリア時にあるランクになると、ギャンブルミニゲームだけでコインを稼ぐ(こちらはBET数を最大100まで指定可能)「ギャンブルルーム」が開放される。
最初に10コイン持っており最終的に1000コインまで増やせばクリアとなり隠しミニゲームを遊べるようになるが、ギャンブルだけに運が全てなので難易度は非常に高い。
Nintendo Switch Onlineではどこでもセーブ機能があるためクリアは非常に容易となった。
ボードマップ
バトルロイヤルマップ
- ひえひえレイク
中央に凍った湖がある雪原のマップ。
湖のマスにプレイヤーが2人止まると氷が割れて特定のマスへ移動してしまう。
- ブクブクしんかい
様々な海の生物が生息する深海のマップ。
?マスを踏むと巨大なアンコウやゲッソーによってスタート地点や他の場所へ移動させられてしまう。
- ジリジリさばく
灼熱の砂漠のマップ。
このマップではミレニアムスターが2体登場するが、どちらかは蜃気楼で本物に辿り着かないとスターを獲得できない。
その仕様により、唯一スターの案内の時にコロの表情が変化しない。
- グルグルのもり
迷路のような森のマップ。
ターン毎にチョロプーが矢印を変えて進むルートが変わる。
『マリオパーティスーパースターズ』にてリメイクされた。
- ドキドキどうくつ
怪しい洞窟のマップ。
中央に巨大なバッタンが道を塞いでおり、特定のアイテムを渡さないと通してくれない。
ドッスンのトロッコに乗ると右や左に移動する。
- ワルイージとう
ワルイージが建設した島のマップでストーリーモードをクリアすると解禁される。
制作者の悪意が詰め込まれた厄介なギミックがてんこ盛りで左上はターン毎にマスが変わる島がある。
デュエルマップ
- ゲートくんマップ
ゲートくんに5コインを支払う事でショートカットができる。
- ヤジルシくんマップ
ヤジルシくんが道案内をしているが他のマップと異なり特にギミックがない。
- ドカンくんマップ
ドカンくんに入ると別のドカンくんへワープする事ができる。(入ったドカンから出てくることはない。)
- ファンくんマップ
中央にいるファンくんに乗るとおたすけキャラの位置が変更される。マップの構造が漢字の「田」の字になっている都合で唯一バックマスが無いが、ギャンブルマスが非常に多い。
- コンベアくんマップ
ターン毎にコンベアくんの向きが変わって流される方向が変わる。コンベアの1マス前にあるバックマスを踏んで逆走する際は通った道を戻る。
- リバースくんマップ
ストーリーモードをクリアすると解禁される。
特定のマスを踏むと進行方向とおたすけキャラの位置が逆転してしまう。マップは星型になっている。
前作からの変更点
ガイドキャラの変更
本作のガイドはキノピオやノコノコではなく、今作のオリジナルキャラクターであるコロと上記のミレニアムスターが務めるようになっている。
(コロは後にマリオパーティアドバンスにも登場した。)
アイテム枠の増加・値段の格安化
前作は所有できるアイテムは1つだけだったが、今作から3つまでに増加された。
さらに前作にも登場したアイテムの価格が安くなった他、ショップを通る際にランダムでキノピオかミニクッパのどちらかが出現し、アイテムのラインナップも変わる。アイテムにもショップで購入できるアイテムの他にレアアイテムが存在し、どれも強力な効果を持つ。
特に残りターン数を強制的に5ターンにできる(残り1~4ターンの場合ターン数を増やせる)「アフター5」はゲームバランスそのものを崩壊させかねないチートアイテムである。
しかしそれ以上にヤバいのが「さかさまキノコ」。本来は次の移動方向が逆になる効果のアイテムだが、これは自分にも使える。分岐点の進路を完全に無視するだけでなく、マップ上のテレサ(相手のコインかスターを奪ってきてくれる)を通り過ぎた後に自分に使うことでテレサを再び利用でき、更に次のターンでまたテレサを利用、といった凶悪なコンボも使えてしまう。そして値段はたったの5コイン。あまりのバランスブレイカーぶりから「いかさまキノコ」と呼ばれる程。
効果については下記を参照。
アイテム一覧
マリオパーティ3に登場するアイテムは20種類。中盤以降は順位に応じてショップのラインナップが変わる。
キノピオは自分を有利にする、ミニクッパは他人を邪魔するアイテムを売っている。
アイテムの横にある()内の数字は値段、Kはキノピオ、Mはミニクッパショップで売ってあるアイテム。
通常アイテム
- キノコ(5)K
使うとサイコロブロックを2個叩ける。ゾロ目になると10コイン、7が揃うと20コインが貰える。キノピオの質問系で持てるだけ貰えることがある。前作では後述のスーパーキノコと同じくマリオの愛用品だったが、今作では愛用品から外されている。
- キーマン(5)K・M
唯一両方のショップで買えるアイテム。マップ内に存在する2箇所のゲートを開けることができる。鍵ではあるが、使い捨て。前作のアカズキーちゃん的なアイテム。ルイージの愛用品。
アカズキーちゃんとは違ってサイコロを振る前に捨てることができるが、キーマンを捨てたら増えて帰ってくるというキーマンの呪いという都市伝説が存在する。
なお、鍵を開けた先の1マス先は何故かチャンスマスであることが多い。
- のろいキノコ(5)M
使うとサイコロブロックの出目が1〜3までになる(つまり呪いキノコではなく、鈍いキノコである)。
自分にも使うことが出来るが、後述のさかさまキノコが強力すぎるのもあり使い所が少ない(強いて言えば1~3の出目で狙ったマスに停まりやすくするくらいか)。ワルイージの愛用品。
マリパ3に出てくる他のキノコアイテムとは顔の部分が違う。
「ドキドキどうくつ」にいるバッタンキングに上記の3つのどれかのアイテムを差し出すと寝返りを打つ。
後発作品でも「のろいサイコロ」など名称を変えつつ何度か登場している。
- さかさまキノコ(5)M
使うと来た道を逆走するキノコ。ドンキーコングの愛用品。本来はスターに近づいたプレイヤーにかける妨害アイテムだが、自分に使うと、前述の強さから「いかさまキノコ」と言われるほどのぶっ壊れアイテムに化ける。唯一の欠点はサイコロの出目が安定しないこと。なお、分岐の合流点からさかさまキノコを使う場合は通った道から逆走する。
あまりの強さ故、カプセルとなったマリオパーティ5ではキノコ系のアイテムで唯一登場しなかったが、『10』の「amiiboパーティ」では「リバースサイコロ」が登場した。
- かいものでんわ(5)K
キノコ型の電話。使うとキノピオかミニクッパのどちらかと電話して買い物する事ができる。デイジーの愛用品。
- ワープブロック(5)K
虹色で白い文字の「?」が描かれたブロック。ヨッシーの愛用品。使うと誰か1人とランダムで場所を入れ替える。
なお、ショップから購入出来るのはキノピオであるが、ミニクッパの質問系で貰えることもある。(どうやって調達したかは不明)。
- よこどりボックス(10)M
宝箱のような形をしたアイテム。ピーチの愛用品。
前作から続投されたアイテムでは唯一仕様変更がされていて、『2』では誰か1人のアイテムをランダムに奪い、アカズキーちゃんを除きもう一度アイテムを使用する事が出来たが、『3』では奪う相手を選ぶことができるが、何を奪うかはランダムの上、奪った後にもう一回アイテムを使えなくなった。
持ってるだけでアイテムの主導権を握り、相手に買わせたいアイテムを買わせなくする。
- けっとうてぶくろ(10)K
使うとデュエルミニゲームを発生させる白い手袋。ワリオの愛用品。ショップで売ってることは少なく、ある意味レアなアイテム。
- スーパーキノコ(10)K
金色のキノコで使うとサイコロを3個振ることが出来るキノコの上位互換アイテム。同じ数字が3つ揃うと20コイン貰えるが、7が3つ揃った場合はニューレコード達成時のファンファーレと共に50コインもの大金を獲得できる。マリオの愛用品。
- クッパのもと(10)K
使うとクッパに変身して、サイコロで出た目を進んで遭遇したプレイヤーのコインを20コイン奪う。(20コイン持ってない時は持ってるだけ全部)。
なお、クッパのもとを使ってミレニアムスターに遭遇するとミレニアムスターは慌てた素振りを見せるが、落ち着いてプレイヤーだと確認する。
クッパマスのイベントで貰えることもある。
- クッパでんわ(10)K
使うと誰か1人にクッパマスのイベントを発動させるが、内容によってはアイテムを与えたりすることがある。
自分に使うメリットはコインが0枚の時のみ。
クッパのもと同様、クッパマスのイベントで貰えることがある。
- スターよけランプ(10)M
禁止マークが貼られている銀色?のランプ。使うとキノコ魔女が現れてスターの位置を変える。ジリジリさばくで蜃気楼のスターがあってもちゃんと本物を見極める。
なお、キノコ魔女はキノコ魔人のいとこらしい。
後発作品でも「ワンワンホイッスル」など名称を変えつつ何度か登場している。
- テレよけスプレー(10)K
持ってるだけでテレサの攻撃を1回だけ防ぐことができる受動アイテム。使うと「ざんねん!!何も起こりませんでした!!」というメッセージが出て消滅する。
- テレベル(15)M
紫色のベル。使うとテレサのイベントを発動させてライバルのコインもしくはスターを奪っていく。『2』ではショップで買うことはできなかったが、『3』では買うことができる。
- まほうのランプ(20)K
オレンジ色のランプ。使うとキノコ魔人が出てきてスターの位置まで移動してくれる。キノコ魔女と同じくジリジリさばくで蜃気楼のスターが出ても本物まで辿り着く。
- アイテムぶくろ(30)K・M
アイテムが入っている袋。購入すると購入したショップのラインナップのアイテムが出てくるが、稀にレアアイテムが出てくることもある。
レアアイテム
マリパ3にのみ登場する滅多に出ないその名の通りレアなアイテム。入手方法はアイテムぶくろ(ミニクッパのショップからでも入手)、隠しブロック、キノピオからの質問で貰える。
- ノコノコカード
ノコノコの甲羅が描かれてる金色のカード。ノコノコバンクを通過する際に使用するか否かを問われ、使用するとバンクに貯まっているコインを全て徴収できる。
テレよけスプレー同様受動アイテム。
- ギャンブルだましい
ヘイホーの絵が描かれている金色のメダル。誰か1人を選んで強制的にギャンブルミニゲームをさせるレアアイテム。自分に使って大金を手に入れるか、相手に使ってコインを破綻させるかの使い道がある。
- こうかんボックス
よこどりボックスの上位互換アイテム。選んだライバルと自分のアイテムを全部交換するアイテムであり、このレアアイテムの恐ろしい所は自分がこうかんボックスしかアイテムを持っていなくても使えるところ。
- アフター5
マリパ最大のぶっ壊れアイテム。5の数字が描かれたストップウォッチ型で、これを使うと、残りのターン数に関係なく残りターンが強制的に5ターンになってしまうというゲームバランスを崩壊させるレアアイテム。1位のプレイヤーが序盤で手に入れて早々と逃げ切りを図ったり、下位のプレイヤーがラストターンに使って延長戦に一縷の望みをかけたりするなど使い時は人それぞれ。なお、CPUが入手した際は、必ずラストターンで使用する。
ミニゲーム
今作からミニゲームは全て新しいものに総入れ替えされており、今作のみの要素として新しいミニゲームを発見した際に本が開くアニメーションが追加されている。
ミニゲームのルール説明はコロが担当する。(バトルミニゲームとバトルロイヤルマップでのデュエルミニゲームはクリボー、アイテムミニゲームはキノピオ、ギャンブルミニゲームはディーラーヘイホーが担当する。)
ミニゲーム名の横のFはファミリーパックのミニゲーム。
4人用ミニゲーム
最も数が多く、20種類のミニゲームが存在する。1人だけ勝てるものや、複数人が勝つことのできるミニゲームなど様々。本の色は緑。
- ボブルコンベアー F
周りがボブルに囲まれたコンベアーでサバイバルを行うミニゲーム。時間が経つごとにコンベアーが縮んだり、ボブルが出てきたりする。制限時間は30秒で、最後の1人まで残ると勝ちだが、2人以上残ったり全員脱落した場合は引き分けになる。
- トゲゾークラッシュ F
氷の床の上でトゲゾーを避けていくミニゲーム。相手を踏みつけて動けなくさせることも可能。制限時間は30秒で10秒ごとにトゲゾーが降ってきて、トゲゾーがぶつかる度にスピードアップする。ライバル3人が脱落するか、30秒間生き残ると勝ち。30秒間生き残った場合は生き残ったプレイヤーは全員勝ちとなる。
- おっこちパラソル F
ボーナスミニゲーム。傘を開いたり閉じたりしながらハンマーブロスが投げるコインやコイン袋をゲットする。画面の一番上まで行くと自動的に傘が開き、逆に画面の一番下に行くと傘が閉じる。バトルロイヤルマップでは獲得したコインが加算される。制限時間は30秒。
- きちんとおかたづけ F
キノピオが散らかした10個のグッズの中の7つを元の位置に戻すミニゲーム。始めに3秒間グッズの正しい位置を覚えなければならない。グッズはマリオ・ルイージ・ワリオの帽子、ピーチの王冠、ヨッシーのタマゴ、ドンキーコングのネクタイ、キノコ、ゼンマイヘイホー、バナナ、ピコピコハンマーの10個。Zボタンを押すとカーテンを閉めてカンニング防止が出来る。制限時間は30秒で一番多く正解したプレイヤーの勝ちとなるが、全員が3点以下だと引き分けになる。
- ぴったりモンタージュ F
ルーレット版福笑いのミニゲーム。キノピオ(30P)、ハナチャン(40P)、マリオ(50P)の中からランダムで選ばれ(何が選ばれるかはルール画面で分かる。)各パーツが5つのパターンに用意されており、全て正解のパーツで止めると最高得点となり、無条件で勝利する。後に止めるパーツほどルーレットの回転が速くなる。全員がパーツをはめたら得点が表示されて1番得点の多い人が勝ち。勝ちに拘らずわざと面白い顔を作っても楽しいお笑い要素のあるミニゲーム。
- キノピオクイズ F
キノピオが出すクイズにAボタンを押して解答するミニゲーム。問題はアイテムのことやキャラに関する事など様々。正解すると画面に⭕️と表示されてキノコの足場が1段階上がるが、不正解だと❌️が表示されて、解答ブロックが落ちて1回休みとなる。
先に3問正解したプレイヤーの勝ちとなる。問題は10問で、10問で決着が着かなかった場合は1番多く正解したプレイヤーの勝ちだが、2人以上いた場合は引き分けになる。
- ダレかわかるかな? F
ノコノコ、テレサ、クリボーがダンスをしており、その並びを覚えてどこに誰がいたかを当てるミニゲーム。問題は全部で3問あり、1問目は3匹(それぞれ1匹ずつ)、2問目は5匹、3問目は6匹のキャラが出現。不正解の場合はその時点でリタイアとなる。シンキングタイムは10秒。最後の1人になるか、3問全問正解したプレイヤーの勝利。残っていたプレイヤー全員が同時に不正解だと引き分けになる。
全員が3問全問正解した場合は全員が勝利する。
- はらぺこプクプク F
巨大なプクプクに食べられないように逃げる前作の『ヒュードロやしき』に似たミニゲーム。
道中にある爆弾は潜って回避しなければならず、当たると動けなくなり食べられてしまう。最後まで泳ぎ切っても生き残るのは1人のため、ゴールに一番近いプレイヤーが勝利となる。(残ったプレイヤーは食べられて負けになる。)
全員が食べられると引き分けになる。なお、3人が食べられるとプクプクのスピードが速くなる。