第23駆逐隊は1943年5月11日、チャールズタウン海軍工廠（ボストン）で編成された。
最初のメンバーは「フート」（DD-511）、「チャールズ・オースバーン」（DD-570）、「スペンス」（DD-512）、「オーリック」（DD-569）、「クラクストン」（DD-571）、「ダイソン」（DD-572）、「コンバース」（DD-509） 、「サッチャー」（DD-514）の8隻であった（いずれも駆逐艦）。
10月23日、アーレイ・バーク海軍大佐が司令官として着任。「リトル・ビーバーズ」のニックネームで呼ばれるようになり、ソロモン諸島の戦線で活躍した。
現在はカリフォルニア州サンディエゴ港を拠点とする、駆逐艦およびフリゲートの艦隊となっている。
由来及びマスコット
ニックネームの「リトル・ビーバーズ」はアメコミ『レッド・ライダー』に登場する"リトル・ビーバー"と言うインディアンに由来している。
このキャラクターを戯画化したものがマスコットとして採用され、左足を上げ今にも矢を放とうとしている。ちなみに矢は日本の東条英機首相に向いているとされる。
アーレイ・バークからテンポの速い作戦行動が求められ、水兵たちは「ビーバーの様に忙しい」と常々こぼしていた。そのため、クラクストン乗組員のジェームズ・ボーラーが魚雷発射管の側面に自分たちをリトル・ビーバーに準える落描きをした。
後日、クラクストンの検査の際にアーレイ・バークがそれを見つけて気に入り、艦隊のマスコットとして採用。現在も使用されている。
