概要
ゼルダの伝説シリーズのいくつかの作品に登場する恐怖の食人植物。
マリオシリーズでいうパックンフラワーのように、対象にかみついてくる。
時のオカリナ・ムジュラの仮面
初登場。
大きく分けて、かみついてくるタイプと枯れかかっているタイプがあり、かみついてくるタイプは頭をたたいて倒すとデクの実、茎を切るとデクの棒を落とす。枯れかけのものは必然的に茎を切ることになるのでデクの棒をドロップ。
トワイライトプリンセス
行動パターンが変わり、かみつかれると拘束状態になり、レバガチャで脱出するまでダメージを受け続ける。倒すと頭部がデクの実になるが、これ自体はアイテムとしては持てず、壊すと中からデクのタネを入手できる。
スカイウォードソード
頭部分の耐久力が上がり、口の開いている方向と平行に剣を振らないとダメージを与えられない。
ゼルダ無双
周囲に毒を撒き散らすフィールドギミックとしての登場。近づけないので弓矢で遠距離から攻撃しないと倒せない。
知恵のかりもの
今作では引っ張る力に弱く、シンクシステムで引きちぎることで一発で倒せる。
また、植物らしく火に弱い他、丸呑みしようとしてくるLv2はバクダンを飲ませて倒すことも可能。
カリモノとしては移動させられないが高所への攻撃可能。
マリオカート8
ゼルダの伝説シリーズがモチーフのハイラルサーキットでコースギミックとして路肩に生えていて、近くを通るマシンにかみついて転倒させる。ギミックとしては土管から生えるタイプのパックンフラワーと同じ性質だが、こいつは地面から直接生えている。
亜種
テスチタート
初出は『ゼルダの伝説』。
4つの頭を持ち、根っこを使って移動できる。作品によっては弾を吐いてくることも。
ゼルダ無双にも登場するなど着実に知名度を伸ばしている。
大デクババ
初出は『時のオカリナ』。
大型化したデクババ。大人時代に森に入って早々故郷の森のイメージをぶち壊すクズ。
倒すとデクの実を3つも落とす。
ミニババ
上画像中央。
初出は『時のオカリナ』。
茎のない、頭だけの幼体デクババ。伸び上がれないため、余程近づかない限りは無害。
デクの棒は落とさず、必ずデクの実を落とす。
バイオデクババ
初出は『ムジュラの仮面』。
水面に浮かぶ葉の裏から生えており、茎を切っても自分の意思で動き回る。
普通にキモイ。
『知恵のかりもの』では水中に生息するデクババで、こちらを丸呑みしようとする。こちらは茎を切ると即死する。
ボコババ
初出は『風のタクト』。
割りと当たり前のように相手を頭から丸呑みにする。倒すとやはり種や茎を残す以外にも、花型のジャンプ台「ブイババ」を残す。
ヘビババ
初出は『トワイライトプリンセス』。
茎を切っても執拗に追いかけてくる赤いデクババ。
リンク先参照。
影の生物C
初出は『トワイライトプリンセス』。
トワイライト領域内でのヘビババポジション。
ババレシア
上画像右上。
初出は『トワイライトプリンセス』。
雑魚敵「デクレシア」(上画像左上)とデクババを合体・巨大化させたような敵。デクババ部分の頭を倒すとデクレシア部分の口が開き、そこへ爆弾を飲ませると倒せる。
覚醒寄生種 ババラント
英語表記:Twilit Parasite Diababa
初出は『トワイライトプリンセス』。最初のダンジョン「森の神殿」のボス。
疾風のブーメランと、ダンジョン内に棲む「爆弾虫」を利用して倒そう。
ファイババ
上画像中央。
初出は『大地の汽笛』。
口から火の玉を吐いてくるだけでなく、茎を斬るとヘビババのように動き回る。リンクを丸のみにしようと襲ってくるが、爆弾を食わせればイチコロ。
ヨツババ
初出は『スカイウォードソード』。
頭が黄色い上位種。口が4つに裂けており、縦に開いたり横に開いたりする。
関連アイテム
デクの実
デクババの実。閃光弾として使用可能で、投げると敵を麻痺させる。直接の戦闘を避けたい相手に有効。
『トワプリ』では倒したデクババの頭が変化したもので、アイテムとしての入手ではなく、岩や壷等のように持って投げるものとして登場。壊しても光らないが、デクのタネを入手できる。
『スマブラ』シリーズでは『X』以降登場。やはり敵を気絶させられる。
デクのタネ
デクの実の中に有った種。パチンコの弾として使用できる。
デクの棒
倒したデクババの茎が変化した棒。名前通りの「でくの棒」……なワケがなく、松明の火を移したりするのに使う他、単純に武器として使ってもマスターソード並みに強い。基本的に使い捨てなのが残念。