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根性論の編集履歴

2024-10-17 15:10:14 バージョン

根性論

こんじょうろん

根性を優先する考え。

概要

根性優先し、多少の困難も根性によって乗り切ろうとする考えのことである。極限を耐え抜き、突破するという利点もあるが、相当な犠牲を強いることも多いため否定的な見解も少なからず存在する。また、他者に強要することはパワハラに該当する。


当たり前だが、「根性」という指標だけで万事何とかなるのなら、そんな楽な話はない。


実戦に即していない非効率極まりない方法であったり、選手や社員の健康を軽視した危険な方法や対処、しかもそれらを美徳と勘違いしている場合も珍しくない。(運動中にを飲ませないなど)


相手が名監督だろうが上司だろうが、何だろうが疑うことも大事である。(過去に功績を挙げた=指導者としても優秀…という保証はない)黙って従えば、最期に待っているのは過労死自殺、良くて精神崩壊うつ病くらいしかない。


ぶっちゃけ「根性論以外に何も考えてない」のと同義であるため、謎の義務感や罪悪感は捨ててさっさと退職転職も視野に入れよう。


根性論による誤解と弊害

これは根性論だけが該当する部分ではないのだが、いわゆる知的障害発達障害うつ病などを「お前が頑張れば改善する、だからもっと頑張れ、やる気を出せ」などと強引に解決させようとする者も少なからず存在している。

特に現代に比べると情報が少なかった世代(の一部)や自力で解決した(と思い込んでいる)者はそういったことに関しての知識が乏しいこともあり、「元気があれば何でもできる」と言わんばかりに当該者を追い詰め、結果として事態を悪化させたり、最悪の事態を招いてしまうこともある。

これに関しては、当該者の状況を見た上で適切な判断にて対応するのが最善策とされている。一方的な根性論を押し付けるなど、もってのほかである。


関連タグ

根性 脳筋 やればできる 単細胞 精神論

強引 強制 パワーハラスメント 労働基準法


体育会系…根性論によって、度々事件・事故を引き起こす人達。極端なところでは、脳筋とも呼ばれる。

ブラック企業…方法が根性くらいしかなく、給料だけはしっかり搾取していく。


八甲田山雪中行軍遭難事件…初日の段階で目的地へ到達出来なかった上に、進路すら見失ったにもかかわらず、根性論を唱えて無理矢理進軍した結果、青森歩兵第5連隊はほぼ全滅という惨事となった。

牟田口廉也インパール作戦において根性論の極みとも言うべき発言をした。

田母神俊雄…現代版の牟田口的な言動が多いとされる。

松岡修造…根性論的なイメージがあるが、実際は逆に根性論に対して「一番嫌い」と発言するほど否定的な見解を持っている。

連合赤軍…「総括」という根性論に基づき同志を多数殺害した。


根性論 - ニコニコ大百科

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