"One, Two, Three."
「ライダー……キック」
"Rider Kick"
概要
『仮面ライダーカブト』に登場するライダーが使用する必殺技。ライダーフォーム時に発動させる。
カブトはカブトゼクターの足部にあるボタン、フルスロットルを1、2、3の順番で押してからカバーおよびゼクターホーンを操作。タキオン粒子が収束された右足による凄まじい一撃が放たれる。
既存の仮面ライダーとは違い、上段回し蹴り(敵に背を向け、突っ込んできた相手に振り向きざま蹴りを放ち更に回転して元の向きに戻る。スーツアクターの高岩成二氏によると飛び蹴りより難しいとのこと)を放つ。
ガタックとダークカブトも同様の手順でキックを発動させるが、キックの仕方がややカブトとは異なる。
パンチホッパーとキックホッパーはゼクターを操作した上でライダージャンプを行い、再びゼクターを操作して発動する。
「ライダーキック」という原点回帰の技名とは裏腹に従来のライダーとは一線を画すシンプルかつダイナミックなこのキック技の演出は、多くの視聴者に絶大なインパクトを与えた。破壊力は19t。なお、後半では従来のライダー同様、飛び蹴りを披露することもあった。
余談
仮面ライダージオウにて仮面ライダーガタックの変身者、加賀美新が客演した際、仮面ライダーカブトに変身し、アナザーカブト相手にライダーキックを食らわせた。
こちらは、相手の攻撃をかわしつつ背中にキックを浴びせるというもの。天道とは異なる道を歩む加賀美だからこそ編み出せた型なのだろう。
関連タグ
ライトニングブラスト/ライトニングソニック←ライダーキック→デンライダーキック