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ゼロの悲報の編集履歴

2024-12-02 12:37:28 バージョン

ゼロの悲報

ぜろのひほう

2023年以降における、ポケモンSVやその他シリーズのメディア展開に対する不満から生まれた蔑称。

概要

2023年以降のポケモン作品の展開に対する不満を表した蔑称


元々は「さおうさん【調べたことまとめる系】」というYoutuberが、下記のあれこれに関する遺憾から「ゼロの秘宝」をもじり造語として使い始めたのが発端とされ、その背景ゆえ当初は殆どの人が知らなかったのだが…


発端

元々『ポケモンSV』の後日談にあたる追加DLC後半「藍の円盤」は、予告段階からエリアゼロにも再びスポットが当てられることが明言されていた。


本編では、エリアゼロやテラスタル現象に関して幾つもの謎や不可解な点が散見されていた。

例を挙げると

  • エリアゼロ中層部の第3ユニット近くにある洞窟の地面に描かれた謎の地上絵
  • ゼロラボへと下る洞窟内の坂道にある、謎の図形と記号の書かれた板(しかも、調べるとご丁寧にアナウンスまで表示される)
  • エリアゼロから遠く離れたキタカミの里に、なぜか巨大なテラスタルの結晶が存在しており、パルデア本土と同様にテラスタル現象が発生している。

等である。


その為、プレイヤーの間ではパラドックスポケモンテラスタルの謎、さらには上記の不可解な事象の真相といった、本編で回収されなかったストーリーの根幹に関わる数々の謎が遂に明かされるものと期待されており、恐らくはその中でテラスタルの根幹であろうテラパゴスが重要な役割を果たすものと推測されていたのである。


しかし実際に蓋を開けてみると、主人公とスグリの因縁にストーリー全体の比重が割かれており、本編や前編で提示された伏線の数々が未回収のまま終わってしまった為、特に設定面の補強を期待していたプレイヤーを大いに落胆させることになった。

配信前には幾つかのキャラが黒幕を疑われていたが、作品全体を通して観ても、せいぜいスグリが暴走したか、ともっこ達に黒幕がいたくらいで、プレイヤーが期待していたような大それた悪役がいなかった点も物語の規模の小ささに拍車を掛けてしまっている。


テラパゴスに関しても、発売前からDLCの目玉の1つとして話題になっていたポケモンの1匹だったが、「共に冒険する仲間」としてプレイヤーから多大な愛着を得たコライドンミライドンオーガポンとは異なり、ストーリー内では碌に交流する事がなく、設定の掘り下げも殆どされなかったため、テラパゴスがどんな存在なのかは、両バージョンの図鑑説明を完読してようやくその一端がわかる程度になっている。

調子に乗り始めたオーガポン落ち込むテラパゴスさん

これについては「アニメ若しくは将来的にLEGENDSシリーズの方で補完することにしたのではないか」「へんげのどうくつの様な、ゲーフリ定番のお蔵入り要素となってしまったのか」等、様々な憶測を呼んでいる。


ファンが過剰な期待を抱きすぎたのか、開発側が設定を考えていなかったのか、真相はどうあれ、ここ最近の開発側とプレイヤーの温度差を示す事例の1つとなってしまったことは間違いないだろう。


再燃

翌年2024年のポケモンDAYでも、上記の問題を補填する要素は終ぞ出なかったが、その代わり完全新作である『LEGENDSZ-A』の翌年発売が発表され、気持ちを切り替えて期待するユーザーも続出した。


…しかしそれ以降、今までのシリーズなら数ヶ月間隔で出ていた続報が何一つ無いまま2024年が終わろうとしている。無論製作側に定例通りのペースで情報を出す義務など全くなく、ファンの我儘に過ぎないのだが、その上でフラストレーションが溜まっていった。


夏の「ポケモンワールドチャンピオンシップス(WCS)」では、毎回決勝戦終了後のクロージングイベントで新情報を発表することが恒例となっており、今度こその新情報が出るのではないかと期待されていたが、その年のイベントでは「ポケモンGO」や「ポケモンユナイト」「ポケモントレーディングカードゲームポケット」などの発表はあったものの、期待されていた『Z-A』の新情報発表はなし(ゼロ)だったで、遂に(小規模だが)不満が爆発。


一部では開発遅延・開発中止などと騒がれ、その流れで「ゼロの悲報」なる上記造語が拾い上げられ、SNSで多くの人が目にする様になった。


なお、夏に続報が発表されなかった理由として考えられるのは、ちょうどこの頃にゲームフリーク大規模なサイバー攻撃に晒されて開発資料を含む多くの社内機密が盗み出されるという事態が発生していたことも関係している可能性がある。ゲーフリとしてはサーバーの再構築・再点検や盗み出された資料の全容解明、さらには関係各所への謝罪等にてんやわんやになっていたはずで、とてもではないが新作の続報発表を行える状況になかったことは想像に難くない。

とはいえ、身代金の要求等がなかったことも踏まえると、ハッカー側の動機は「一行に続報の発表されないポケモンの新作に関する情報を盗み出して世界中に公開してやりたい」と「その約二十日前の裁判の件への反撃」いうものであった可能性が濃厚だと言われており、ゲーフリ側に幻滅する風潮が強まっていたこともあって(上記のようにゲーフリ側に定例通りのペースで続報を発表する義務はない&ハッキングをしかけた側が絶対的に悪いとはいえ)「身から出た錆」と冷ややかな視線を向けているファンも少なくない。


関連タグ

ポケモンSV/ゼロの秘宝 LEGENDSZ-A


ゲームフリーク不正アクセス事件

○○反省会

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