アニメ「ダンボール戦機W」のキャラクターはこちら→ アダムとイブ(ダンボール戦機)
概要
エデンの園に存在する『知恵の実』と言われる「善悪の知識の木の実」を蛇に唆されて食べてしまったとされている男女。
全ての人類の始祖であり、アダムは泥から、イブは眠っているアダムの肋骨の一本から産み出された。
アダムはヘブライ語で「人」、イブはヘブライ語で「生きる者」という意味を持つ。
元々は純粋無垢で動物たちと戯れる日々を過ごしていたが、イブが蛇に唆された事で運命が狂う事となる。
知恵を得た事により、二人はこれまで自分が裸だった事を知ったり、エデンの園に存在する「永遠の命の木の実」も食べたくなってしまった。
神は二人を問いただすとアダムはイブに言われたから、イブは蛇に言われたからと責任転嫁を行った。
これに怒った神は「永遠の命の木の実」を智天使と雷に命じて隠してしまい、二人をエデンの園から追放した。同時に男は汗水垂らさないと食物が手に入らなくなり、女は出産の時に痛みを味わう罰を原罪として与えられる事になった。ただ、神はせめてもの情けとして動物の皮の服を与え、お互いが恥ずかしがる事が無いようにしたという。
その後、二人は荒野を開拓して子供にカイン、アベル、セト、ルルワ、アワン、アズラを授かった。
「新約聖書」や「モーセの黙示録」などではもっと子供がいる場合もある。
このように「善悪の知識の木の実」は神が食すことを禁じた、まさに『禁断の果実』であった。
一般的にはイブが蛇にそそのかされてアダムにも催促したとされている。
この蛇の正体はキリスト教においてはサタン、ルシファー、リヴァイアサンではないかとされている。
聖書の中でも有名な話であるため、創作のモチーフにされやすい。
なお、「アダムは神によって泥に生命の息吹(ルーアッハ)を吹き込まれる形で誕生した」という経緯は、泥を人形に形成して生み出されたロボットと言えるゴーレムと酷似しており、この点から一説ではアダムこそが最初に生まれたゴーレム(しかも自我を持った)と言われている。
ちなみに誕生から楽園追放までのエピソードは知られているが、意外にも二人の最期に関する記述は旧約聖書に書かれていない。
ひょっとすると世界の果てでまだ生きているかもしれない。
注意点
人類の始まりであるため、基本的にイラストは服を着ていないである。
R-18に指定されている場合もあるため閲覧をする際は注意してほしい。
また、アダムと女性を描いた絵の女性側はイブではなくリリスとする書物や説もある。
関連イラスト
関連タグ
イザナミ、イザナギ:日本神話における、初めて地上に降り立った神。楽園だった天界から降りて地上を切り開くなど、一部の設定が似ている。