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概要

「痛くないように叩ける」おもちゃハンマーだが、力任せに叩くとそれなりには痛く感じる。

ハンマーの部分が「ふいご」状になっており、叩いた時の衝撃で中の空気が押し出されて笛を鳴らす。この時のピコンピコンという音が、この広く知られた名称の由来となっている(ただ正式名称は別にあり、「ノックアウトハンマー」というもの)。

配色は鎚部分がの部分が黄色のことが多い。

子供のおもちゃ以外でも汎用性があるのか、100均でも見かける人気アイテムである。

ゲーム関連では

武装神姫バトルロンド

攻撃力は低いものの相手のテンションを下げる武器としてハリセンと共に重宝される。

ファンタシースターオンライン

それなりの攻撃力を持つレア武器として活躍。

テイルズオブシリーズ

ピコハンという魔法として登場。小さなピコハンを出現させ、当たった相手はピヨる。上位魔法に「ピコピコハンマー」があり、こちらは大型のピコピコハンマーを呼び出して、画面全体の敵をピヨらせる。

派生技に当たった相手を凍らせる「コチハン」や当たった相手を毒にする「ポイハン」などがある。

ソニックシリーズ

エミー・ローズのメイン武器として登場。

扱う時はどこからともなく取り出すのだが、明らかに身体のどこかに隠せるようなサイズではないほどにデカイ。

さらに原理は不明だが巨大化する事があったり、エッグマンの戦闘マシーンをいとも容易く破壊できる威力を持っていたりなど、スペックはもはやピコピコハンマーのそれではない。

キングダムハーツシリーズ

358/2Daysにて、ミッションモード限定で操作できるレクセウスのネタ武器として登場。

武器そのもののスペックは通常の武器と比較すると低めなのだが、操作できるキャラの中でもトップクラスの火力の持ち主である彼が振り回せば「ピコピコ」という軽快な効果音とは裏腹に敵が次々に叩き潰されていく光景を目の当たりにできる。

ドカポンシリーズ

怒りの鉄剣にて、非売品の武器として登場。

一見するとネタ武器だが、終盤の武器として十分最後まで使っていける実用的な攻撃力を持つ。

さらに、攻撃力を2倍換算して攻撃することがあり、多大なダメージを与えるさまは他プレイヤーにとっては恐怖の的。通常攻撃力は999でカンストなのだが、この手の倍率変化の場合はそれ以上突破するため、信じがたいダメージが出ることも。

だが、ネタ武器という枠で見た場合、大きな特徴としてはその攻撃音だろう。「ドスッ」というやけに重たい音がするのだ。

つまり本当の鈍器である。

エクスペリエンス(旧チームムラマサ)開発の一部3DダンジョンRPG

Wizardry XTH2、学園ダンジョンRPGシリーズ(迷宮クロスブラッドなど)、円卓の生徒(蒼き翼のシュバリエ)、剣の街の異邦人デモンゲイズ(同2)において中盤以降の武器として登場。

概ね『低攻撃力だが命中率と気絶(次ターン終了まで防御力と回避率低下&行動不能)付与率に優れ、装備条件が緩い』という傾向を持つ。

これを装備しての範囲物理攻撃で気絶を撒くのはここの作品のあるあるの一つ。

星のカービィ

星のカービィディスカバリーにて、カービィコピー能力進化の一つとして登場。

ピンクの星のマークがついた水色のヘルメットを被る。

武器が文字通りのピコピコハンマーになり、連打力が飛躍的に向上する。

これでも通常時のハンマーより威力が高い。

詳細はピコピコハンマー(カービィ)の記事を参照。

プリンセスコネクト!Re:Dive

ゲームに登場するイノリの武器として登場。専用装備としても登場しており、名称は「イノリのピコハン」。彼女の所属するギルド「ドラゴンズネスト」のギルドマスターであるホマレによって改造されており、見た目とは裏腹にかなり強度があり戦闘に問題なく使用できている。

アニメ関連では

ピコピコハンマーはゲーム同様、アニメでもギャグやコメディタッチのアニメを中心に多く取り入れられている。

その中でも多くのユーザーがまず思い浮かべるのは勇者王ガオガイガーゴルディオンハンマーだろう。

巨大なスーパーロボットが金色に輝き巨大ピコピコハンマーを振るって敵を倒すというとてつもないインパクトのためpixivでも多数のパロディが投稿されている。

なお、当時のゴルディーマーグの玩具はハンマー部分がピコピコハンマーのように柔らかい仕様になっていた。

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