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円卓の生徒

えんたくのせいと

円卓の生徒とは、株式会社エクスペリエンスから発売されている、PC・Xbox360・PSP用の3Dダンジョン型RPGである。
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「円卓の生徒」(えんたくのせいと; Students of Round)とは、株式会社エクスペリエンスから発売されている、3Dダンジョン探索型RPGである。対応プラットフォームはWindows PCXbox360およびPSP

ゲーム概要

エクスペリエンスが前身となった「チームムラマサ」時代から得意とする、「学園Wizardry」タイプのゲームである。プレイヤーは主人公「エクス」の転生体となり、魔王を打ち破って世界に平和を取り戻すため、個性豊かな「円卓の騎士」達と共に、天翔ける城塞・ロンドエールで世界を転戦する。
高難度で知られるWizardryタイプのゲームであるが、キャラクターロストが存在しない、「ユニオンスキル」で戦闘難易度を軽減できる、「ソウルランク」を上げることで経験値に固定倍率ボーナスが付くようになる等、比較的初心者にも配慮した構成となっており遊びやすい。

かつての勇者が魔王に挑んで敗れ、訪れた闇の世界の中で転生するというオープニングは、エクスペリエンスの設立経緯からすると意味深である。

ストーリー

聖暦867年。「アルダ」の平和を脅かす魔王「オーマ」の脅威を打ち破るため、光の戦士たる勇者「エクス」とその仲間たる「円卓の騎士」達はオーマの居城を攻め立てていた。しかしながら、オーマの操る、人心を拐かし万物を傅かせる邪悪な波動の前に円卓の騎士達は次々と倒れていた。
最後に残ったエクスと、円卓最強の騎士である「ピロス」、魔王の波動を打ち破る神器の継承者たる「エラステ」の3人はオーマに果敢にも挑み──

そして、100年が経過した。

敗れて死したエクスの魂は、100年の間、闇に閉ざされたアルダの地を何も出来ぬまま彷徨っていた。地獄と化した大地、荒れ狂う魔獣達の前に、人々が倒れていくのをその「目」に見ながら、彼には何もすることが出来なかった。絶望と諦念の狭間を、エクスはあてもなく放浪し続けた。

そんな魔暦101年(聖暦968年)のある日。エクスは不意に、暖かい光に包まれ、声を聞く。

「──私の声が聞こえますか? 今こそ、復活の時──」

登場キャラクター

円卓の生徒達と、比較的序盤に登場するキャラクターについて、簡潔に述べる。
キャラクターデザインは村上聡海

主人公(エクス・ランドライト)

本作の主人公。100年前に魔王に挑んで敗れた勇者「エクス・ランドライト」の転生体。ヒューマン、年齢不詳。名前、性別、容姿は自由に選択可能(苗字は「ランドライト」で固定)。クラスは「ヴァリアント」。
魔王に敗れて世界を彷徨っていた所、謎の声に導かれて転生を果たす。しかしながら転生は心身に多大な負荷をかけることから、「エクス・ランドライト」としての記憶はほぼ全て失っている。

プレイヤーの写し身という立場でもあるため、作中では彼(彼女)のセリフは一切登場しない。時折出現する選択肢を選ぶことが彼(彼女)の意思表明である。
なお、性別や容姿によって性能や物語が変化することはない。ただし性別については、彼(彼女)の性別が前提になる話題においてはキャラクターの発言内容が変化することがある。
後述する通り作中冒頭ではエクス・ランドライト自身としての戦闘シーンもあるが、目深にフードをかぶった姿になっており、その素顔を見ることはできない。

円卓の生徒たち

サウル・ハイフィールド

主人公が初めて「生徒」として迎え入れることになるヒューマンの少年。16歳。クラスはファイター
フューミの村でミグミィ族達と共に暮らしていたが、ある事件を切っ掛けに危険な谷へと飛び出し、そこでモンスターと交戦していた所に主人公と出会う。
その出自から強くなることや「騎士」に強い憧れがあるが、一方で魔物とはいえ相手を傷つけることについてや、自分の心身の素質については深い悩みを抱えている。

エルサリア・アーレンティール(エルサ)

エルフの都アーレンティールの出身であり、族長ヴィンドールの養女たるウィザードエルフの見習い巫女。
転生が予見された勇者エクス(=主人公)の円卓に加わるため、族長の指示で馳せ参じる。真面目で使命感の強い性格であるが、一方で傍流である自分が何故このような大役を仰せつかったかについては疑問に思っている。

本作においてもエルフは長命な種族であり、齢102歳を数える彼女もヒューマン換算では10代である。

ロロン

犬のような耳を持つ小人「ミグミィ」族のヒーラーの娘。17歳。
小柄なことから見た目は幼児にしか見えないが、これでもれっきとした成人であり、特に彼女は作中でも屈指の豪である。
デザインモチーフは「山岳救助犬」とのこと。愛らしい容姿に見合わぬ蓮っ葉な性格の持ち主ではあるが、その一方で精霊神に対する信心はとても深い。

ルミーナ・クライス・グロムバルグ(ルーミ)

魔王に侵略された国家グロムバルグの王族の血を引く娘。人類最後の砦であったエセルガルド陥落の際にアーレンティールへ落ち延び、再起の時を図っていた。
16歳、ヒューマン。クラスはパラディン。エルサとは幼なじみの関係にある。

チームムラマサ作品のお約束の一つである「クライス王家」。

バーゴレグ・ドリンギル・フィンブルタール(バーゴ)

ドワーフの国バルハール出身のファイターの男性。ある事情によって主人公達と行動を共にするようになり、後に正式に円卓の生徒として加わる。肉と酒を愛する豪気な男。
年齢は67歳であるが、曰く「ドワーフは長命な種族であり、ヒューマン換算ではまだ20代」。バルハール壊滅の際に生き別れたと思われる弟を探している。
なお、当人が名乗るフルネームは上記のとおりであるが、作中のプロフィールではミドルネームたる「ドリンギル」が省略されている。

ポポログ

ミグミィ族のレンジャーの青年。19歳。序盤から主人公達の前にちょくちょく現れ、後にある事件を切っ掛けに円卓の生徒に加わることになる。あらゆる願いを叶えると言われる魔石・イスリージュを求めて旅をしていた。
無類の女好きでもあり、作中では「おっぱいに罪はないぜ!」という迷言を発している。一方で同じミグミィの女性には興味がない模様。

ミンツ・フェアグリン

アーレンティール族長ヴィンドールの補佐をしていたアルケミストの男性。141歳。
ある理由からエルサとルーミの「お目付け役」とでも言うべき役割を負っており、その完遂のために円卓の生徒に加わる。長身痩躯、理知的な美男子ではあるが、智に働きすぎるあまりかどこか冷たい印象を受ける。
チュニック系の衣服など、何故か一部の女性用装備が装備可能(ちなみに主人公も装備できる)。

チュップ

妖精族の女王の命により、ある目的のためにアルダの地に降り立ったフェアリー族の少女。年齢不詳。作中でのクラスはドルイド。
あらゆる存在と言葉を交わすという特殊能力を持っており、これを利用して出現した敵キャラを「魅了」して一時的に仲間に引き入れることが可能となっている。一方で「妖精語」は我々の認識で言う「ギャル語」に近く、このため発言に気をつけるよう釘を刺されているとのこと。

マイコ・セーリュー(マイ)

猫のような耳を持つ「ネイ」族のサムライの娘。己の生命を賭けるに相応しい戦いを求め、はるばるアルダの地までやってきた。ある事件を切っ掛けに円卓の生徒として加わることになる。
妖艶な美女であるが、ネイ族特有の癖らしく、錯乱したり興奮したりすると所謂「ネコ言葉」を話すことがある。

チームムラマサ作品のお約束の一つである「侍ネコ娘」。

マァリン

生徒ではないが便宜上本項で紹介する。
転生したばかりの主人公の前に現れた、メイド服のような衣装をまとった無表情な娘。年齢不詳。作中では明言されていないが、種族は「セラフ」とされている。
基本的に非戦闘員であり、旅にはロンドエールから通信を行う形で同行している。両耳と胸元に歯車をあしらったような飾りを付けている。
ある条件を満たすことで、パーティーに入れることが可能になる。この際のクラスは主人公と同じヴァリアント。

元ネタはアーサー王伝説に登場するマーリンであると思われる。
なお、ファンコミュニティではしばしば「抱き枕」とあだ名される(作中のあるイベントにおける選択肢に由来)。

かつての円卓の騎士

名前は出てこないが、作中では他にも何人かの姿が確認できる。
なお実際のレベル的にはさらに多くのスキルが使用できる筈であるが、エクスも含め、冒頭の戦闘ではほとんど使用できない。冒頭の戦闘は伝承であるため、当人のスキルを詳述していないものと思われる。

ピロス

エクス・ランドライトと共に魔王に立ち向かった円卓の騎士の一人。ヒューマン、当時25歳。クラスはパラディンであるが、冒頭の戦闘ではパラディンのスキルはピアースしか使用できない。

円卓最強の戦士であり、またエクスの無二の親友でもある。エクスと共に魔王に挑んだが、敗れて死亡した。その最後の瞬間までエクスの傍らにて立ち塞がっていたとされる。

エラステ

エクス・ランドライトと共に魔王に立ち向かった円卓の騎士の一人。エルフ、当時139歳。クラスはウィザードであるが、冒頭の戦闘ではファイアボルトとエビルフレアしか使用できない。

エルフに伝わる神器・星の杖クランナリンの継承者である。エクスと共に魔王に挑んだが、敗れて死亡した。アーレンティールの族長ヴィンドールの実娘であり、作中では明言されていないがおそらく本来はアーレンティール姓を名乗っていると思われる。

その他

オル・オーマ

アルダの地に死と混乱を振り撒いている魔王。

万物を拐かし傅かせる邪悪な波動を操る。波動を受けたものは自意識に逆らってオーマのために戦うようになり、やがては完全なる闇の下僕──リッチに成り果てる。強く影響を受けたものは同様の波動を操るようになることがあり、作中ではオル・オーマ自身も含めて波動を操るものとの戦いではターン数表示が点滅して警告される。
抗うためにはクランナリンなどの光の加護か、何者にも屈しない強い魂の絆が必要。

余談であるが、作中では闇の影響を直接うけた存在の多くは、名前の前に「オル」と入っている(例えば魔物「オル・サーヴァント」、宝石「オルライト」)。

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