概要
本名:德光和夫(1941年3月3日~)
日本を代表するアナウンサーの一人で、日本司会芸能協会顧問などの肩書を持つ。
女装家のミッツ・マングローブは甥にあたる。
父の德光壽雄は日本テレビ開局時に日本映画社から入社したアナウンサーで、幹部社員を務めていた。
1963年に立教大学を卒業後、日本テレビへ入社した。以来、エース・アナウンサーとして重要な番組を数多く任された。
1989年からフリーになり、司会業やタレント業にも注力している。
バラエティ『金曜10時!うわさのチャンネル!!』ではよくザ・デストロイヤーに4の字固めをかけられていた。番組末期にはニュース風のコント・コーナー「ザ・ニュースコミック!」を任された。
『ズームイン』(現・ZIP!)の初代司会者であり、『ルパン三世PART2』の第73話と初回放送日が重なったため本人役でも出演しドロリンピックのアナウンスを務めている。このほか王立宇宙軍にもアナウンサー役で出演した。
『アメリカ横断ウルトラクイズ』では敗者の味方、コンピュータールームでの敗者予想などを担当した。けん玉の達人、痔を患っている、レースには自信があるなどの個人情報を自らばらしていたが、事実であるかは不明。第13回アメリカ横断ウルトラクイズには息子も出演した。
『24時間テレビ』は第3回から第33回まで総合司会を務め、第34回ではチャリティーランナーも経験した。
読売ジャイアンツファンとして
芸能界きっての巨人ファン(より正確には王・長嶋ファン)で、かなりの熱狂ぶりを随所で見せている。
元々長嶋茂雄に憧れて立教大学に入学し、野球部を応援すべく応援団に入るがグランドにずっと背を向けていて試合を見れず、放送研究会が最前列で取材などをしているのを見てそちらに転部した。
アナウンサーとして日本テレビに採用されたが野球の実況には回されず、初期の仕事はジャイアント馬場やアントニオ猪木が席巻する日本プロレスの中継が中心で、これにはあまり馴染めなかった。
長嶋茂雄が巨人軍監督を更迭された1980年、『ズームイン』生放送中に26分にわたり抗議声明を発表した。
その巨人贔屓ぶりが行き過ぎるあまり倫理的に問題のある発言をすることも何度かあり、その度に厳しい批判を受けている。