「忌み物を除かねば、巡狩は止まぬ」
────華、雲騎元帥
概要
『崩壊:スターレイル』に登場する「仙舟同盟」六大旗艦の一つ。
星穹列車が二番目に訪れる場所だが、正確には惑星ではなく超弩級方舟型スペースコロニーであり、1隻がヤリーロⅥと同等の規模を持つ程。
8000年間他の惑星に定着せず、巡狩・嵐を信仰し、「豊穣の民」を殲滅するために宇宙を放浪している。
羅浮「雲騎軍」が在駐し、六御会議制で仙舟六司に参加している。医療や貿易も盛んで、中でも天舶司の本部があることで有名。
普通の人類である「短命種」の他、狐の耳と尻尾を持つ「狐族」や寿命が数千歳の「長命種」が居住している。
雲璃いわく羅浮人は他の仙舟人に比べて規則にいいかげんでのんびりしているという。
外観と地形
外見はまさに超巨大な「星槎」である。甲板はいくつもの大きなドームで覆われ、内部を隠している。船体の周囲には巨大なリングがあり、上部の隙間を除いて船全体をほぼ一周している。この隙間に浮かぶのが「玉界門」で、羅浮を訪れる人々の出入り口となっている。
内部は、いくつかの「洞天」で構成されており、それらの洞天の大きさや形態はさまざまだが、通常の1隻の船に収まるような規模ではない。「長楽天」のような繁華街のエリアを収容している洞天もあれば、「永狩原野」のような生気に満ちた広大な野原を収容している洞天もある。
これを可能にしたのは「空間を折り畳む技術」である。しかし、仙舟のように大規模な技術を日常生活の基礎として使用しているパターンは珍しい。その原理も不明であり、博識学会によれば「とある星神」が関係しているという。
風、雲、雨、霧を人工的に作り出すことも可能。人工気候は地衡司が管理している。
エリア一覧
- 星槎海中枢
「玉界門」を通り星槎が発着する港場。多くの人々が行き交う。「宣夜通り」で賑わい、天舶司の本部「司辰宮」がある。
- 流雲渡し
「荷は川の流れのように、稀なる宝は雲を織る」と言われる貿易港。星槎海中枢に繋がり、「積玉坊」は世界中から届く貨物を管理している。南側は迷路のようになっているため注意。
- 廻星港
「星槎」の停泊場。造船地区でもあり、工造司たちの憩いの場としても知られている。
- 長楽天
多くの居住区があり、様々な生活用品が売られている。神策府や地衡司の長楽天支部が在駐している。金人港と繋がっている。
- 金人港
長楽天を代表する屋台街。伝統料理から食べ歩きメニューまであらゆるものが揃っている。
ト者の勤務地。北部中央に巨大な陣法「大衍窮観の陣」が設置されており、太卜符玄率いるト者達が過去を鑑み、未来を見る。
他の港と違い、大型の機材や物資を運輸している。「建木」による汚染を受けた。
医士が集まり、医術を研究している楼閣。薬売りが往来し、かつて許可された薬乞いだけが霊薬を買うことが出来た。北西部には丹薬を錬成する巨大な鼎炉「太真丹室」がある。
- 綏園
かつて「美酒と詩骨の聖地」と謳われるほど美しい場所だったが、現在は歳陽と幽霊が徘徊し「妖魔鎮めの塔」が鎮座する幽霊スポットに成り果てた。
- 鱗淵境
数千年前、とある龍尊が古海の水を導き玄根を沈めたことから始まった。それ以来、羅浮持明族は建木を見守る責任を負っている。
仙舟の罪人たちが収監する監獄。地下4階(計5階)にも及ぶ螺旋構築で、階ごとに極寒と灼熱が入れ替わる。最下層では「十の悪逆」を尽くした大罪人が閉じ込められている。
- 競鋒艦
「演武典礼」が開催される超弩級型戦艦。中央甲板に開けたリングがあり、選手たちはここで決闘を行う。