「私は羅浮で生まれ育った持明族です。かつては『丹朱』という名で、師匠のもとで多くのことを学びました。しかし、彼女は政争に巻き込まれ、異邦の地に追放されてしまったので、私も後を追ったのです。今は名前を変え『故郷に錦を飾る』ことができたので、とても感慨深いです」
概要
新しく仙舟「羅浮」・丹鼎司の司鼎に就任した、美しく聡明な医士。
鋭い嗅覚で病を突き止め、薫香で患者を落ち着かせる。
複雑な人間関係の中でも上手く立ち回るのが得意。たとえ心の奥が激しい怒りに燃えていようと、表面上は平静を保ち、他人に隙を見せることはない。
プロフィール
能力と装備
軌跡
- 通常攻撃『供香』
「隙あり」
敵単体に炎属性ダメージを与える。
- 戦闘スキル『彩煙』
「穢れを払いましょう」 「穢れを払わん」
「身も心も、清らかに」 「清らかに」
敵全体に少量の炎属性ダメージを与えると同時に、味方キャラ全体のHPを回復し、「浮元」の行動順を早める。
- 必殺技『彩雲の如く巡る霞』
「金鱗燃犀、火を見るより明らかです」
「この世のすべては...過ぎ行く雲煙にすぎません」
「万象は...いずれ過ぎ行く」
敵が受ける弱点撃破ダメージをアップさせる。敵全体に炎属性ダメージを与え、味方キャラ全体のHPを回復する。「浮元」の行動順を早める。
- 天賦『紅霧より出づる煙獣』
戦闘スキルを発動する時、「浮元」を召喚する。「浮元」は追加攻撃を行い、敵全体に少量の炎属性ダメージを与える。さらに炎属性弱点を持ち、かつ残り靭性値が0を超えるランダムな敵単体を優先的にターゲットにする。
また、味方それぞれのデバフを1つ解除すると同時に、HPを回復する。
「浮元」がフィールド上にいる時に戦闘スキルを発動すると、「浮元」の行動可能回数がアップ。
- 秘技『流翠散雲』
「炉香嫋嫋、蒼天へ昇る」
秘技を使用した後、次の戦闘開始時に即座に「浮元」を召喚し、敵全体の弱点撃破ダメージをアップさせる。
- 追加能力
『朱炎』 | 自身の攻撃力を撃破特効25%分アップする、最大で攻撃力+50%。また、自身の治癒量を撃破特効10.0%分アップする、最大で治癒量+20%。 |
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『幽香』 | 通常攻撃を行う時、さらにEPを10回復する。 |
『余香』 | 「浮元」がフィールド上に存在する時、任意の味方キャラがダメージを受ける、またはHPを消費する時、パーティに残りHP割合が60%以下のキャラがいる場合、「浮元」が即座に天賦による追加攻撃を行う。この追加攻撃は「浮元」の行動可能回数を消費せず、2ターン後に再度発動できる。 |
星魂
①『破邪の香り』 | 霊砂の弱点撃破効率+50% 。敵が弱点撃破される時、その敵の防御力-20% |
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②『垂れ雲に紅香炉』 | 必殺技を発動する時、味方全体の撃破特効+40% 、3ターン継続 |
③『一縷の新芽、濃香なる華』 | 必殺技のLv.+2、最大Lv.15まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.10まで。 |
④『帳を撫でる朱煙』 | 「浮元」が行動する時、残りHPが最も低い味方のHPを、霊砂の攻撃力40%分回復する。 |
⑤『揺るがぬ規矩』 | 戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.15まで。天賦のLv.+2、最大Lv.15まで。 |
⑥『春蘭の宿香』 | 「浮元」がフィールド上に存在する時、敵全体の全属性耐性-20% 。「浮元」が攻撃を行う時、さらに4ヒットする。1ヒットにつき、ランダムな敵単体に霊砂の攻撃力50%分の炎属性ダメージを与える。この時、「浮元」は炎属性弱点を持ち、かつ残り靭性値が0より大きい敵を優先的にターゲットにする。なお、このダメージの削靭値は1ヒットにつき5。 |
装備・編成について
- 編成
上述の構成を見て分かるように真価を発揮するのはホタルパーティ(このパーティについては本人のページを参照)であり、彼女以外のメンバーからギャラガーと入れ替えるというもの。全体的にギャラガーより優れた部分は多いもののSPの供給面ではギャラガーの方が分があり、かつ完凸しているならわざわざ採用する理由が無い。SP供給面については撃破版花火が出るのを待とう。
ただ、ヒーラーとして優れているので他のパーティに採用しても問題ないので、石に余裕があれば無凸で確保しておこう。
作中での活躍
※ネタバレ注意
開拓・幕間「風起雲湧、相見える鋒鋩・前編」
工造司に現れた霊砂は検査を回避しようと画策するスコートに対し、もし白状しなければ検査を何十年も延長させると注意し、罪を認めさせる。
霊砂は貨物に未知の生物サンプルがあるのではと睨んでいた。その勘は見事に的中し、内部に生物組織が隠されているメカを発見する。
しかし検査の際にメカが暴走、霊砂に襲い掛かるが開拓者に救われ事なきを得る。
騒動が一段落し、霊砂は感謝の意を表したいと列車組と彦卿を丹鼎司に招く。
最初は穏やかな雑談だったが自身の過去と羅浮に来た本当の目的を話すにつれ、彼女の口調は重くなる。
彼女が羅浮に来た目的は「建木の事件」を引き起こした組織内の腐敗の排除と、恩師・雲華追放の雪辱を晴らすためだった。さらに恩師の追放に景元が関与していることを明かす。
戸惑う彦卿だったが雲璃が乱入し、口論を始めてしまう。
霊砂は薬王秘伝を退治して勝敗付けることを二人に提案する。勝敗が付いても喧嘩は収まらず、そこに飛霄が2人の戦いを止める。
そして飛霄と歓談し、皆に別れを告げることになった。
開拓・幕間「風起雲湧、相見える鋒鋩・後編」
霊砂は景元、丹恒と共に幽囚獄を訪れる。調査の結果呼雷脱獄事件は、持明族の龍師が脱獄犯に監獄の地図を流し、歩離人に変身する霊薬を提供したことが原因だと結論づける。そして犯人をあぶりだすだめ、以前から来ていた龍師の招待状をあえて受ける決意をする。
そして景元から、雲華が追放されたのは脱鱗直後の丹恒に前世を思い出させる術を施したことが原因であることが告げられる。経緯を師から一切知らされていなかった霊砂にとって青天の霹靂だったが、師が道理を外れたことを認め、景元に対する誤解を完全に解く。
呼雷脱獄事件が収束した直後、霊砂と丹恒は鱗淵境で龍師・涛然(とうぜん)に面会する。この涛然こそ、歩離人に薬を提供し、脱獄を手引きした犯人だった。
しかし涛然はあっさり罪を認め、歩離人に協力した理由と「龍化妙法」こそが世界を救済すると力説する。持明族こそ仙舟の頂点という選民思想を露にした彼は、白露にも離反・拒絶されてしまい、途中から現れた景元に呼雷脱獄失敗を聞き虚しく笑いながら逮捕された。
余談
崩壊3rdとの関連
霊砂のかつての名である「丹朱」は、崩壊3rdに登場する「女力」の中国語名(元々女力は中国神話に登場する神の名で、中国の意向により創作キャラに神話由来の人物の名前が使えなくなった都合で丹朱に変更)であり姿も酷似していることから、CVこそ異なるものの並行同位体で間違いないと思われる。
関連イラスト
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光円錐