脱会とも呼ばれる。
本項ではpixivに於ける退会について解説する。
退会の方法
pixivで退会するにはログインした状態でこのページより手続きをすることになる。
パスワードを入力した上で退会理由(任意)を書いて退会を押すと退会出来る。
退会するとアカウントは消失(同一IDでの取得可能)し、投稿したイラストや小説(作品)とプロフィール全て削除される。作品へのコメントは「名前が消えた形で残る」ため、注意が必要である。
ピクシブ百科事典においては、編集履歴は「退会したユーザーです」と表示される。コメントは表示されなくなる(データとしては残っている模様)。
退会理由
自信喪失
自分の作品が他者のそれと比べて劣っている(、あるいはそう思い込む)ことに失望してしまい、他のユーザーに見てもらえない(平均閲覧数20未満程度や評価が付けてもらえない等)投稿しても無駄と思った場合や、作品の出来に関して激しく批評されたり誹謗中傷を受けたため、退会に繋がる事が多い。
この場合退会してしまうとpixivにある他の人のイラストなどが見れなくなるため、IDだけを残す、また新たなIDを作成して「閲覧専」となる場合も多い。
ブログやHPでの活動
ブログやホームページなどでイラストなどを公開していた場合、敢えてpixivというお絵かきSNSを利用しなくとも十分に活動できる、というケースがある。
また、pixivのシステムなどに対しての不満やその他もろもろの事情によりpixivを退会してブログやHPそのほかSNS等で活動する、という場合もある。
こちらも他人のイラストを見るためにIDは残しているケースもある。
大人の事情
神絵師の場合だと、他社とのプロ契約の関係上など大人の都合などで退会してしまう場合もある。
これは「ピクシブがプロの登龍門的存在となっている」こととして、喜ばしい問題でもあるが「これからその絵師の作品が見られなくなる」のも少し寂しいといえる。
怖い目にあった
ネット上にはさまざまな恐ろしい事例が存在する。たとえばなんでもない行為だったのに激しい誹謗中傷を受けた、ストーカーまがいの人物に目をつけられた、など、さまざまな理由が存在する。
アカウント停止逃れ
注意!これは実際には行ってはならない行為であるが、実際に行う人物が多い(特にピクシブ百科事典)。あるユーザーが他者への誹謗中傷または荒らし行為を行ったとする。通常であるならば、このユーザーはその対象者より通報され、アカウント停止されることになる。このユーザーは「そうなる前に自分から退会してしまう」のである。この場合、データはpixiv運営には残らないため、再び不法行為が行うことが可能(アカウント停止の場合、動かなくても複数アカウントでアカウント停止可能となる。)である。運営仕事しろ。
退会の前に
大人の事情や、怖い目にあったの場合は致し方ない。
しかし、特に自信喪失については「自分より上手い人は必ず存在する」という意識を持ったほうがよい。
確かに、自分の周囲は自分より上手く見える人ばかりで、他の人の作品は閲覧数が多く評価も多数存在するにもかかわらず、自分の作品には閲覧者があまりいない上に評価が全然付けてもらえない、というのは創作を始めたばかりの人がぶち当たることが多い壁のようなものである。
実際、最初から上手い人というのはごく僅かであり、多くの人は最初は素人であった、と言うことを理解しておきたい。
今は評価されなくても、おのおのの努力と経験により、将来多数のユーザーに評価され、作品を作ることが本業になるまでに成長できる余地はあるかも知れない。
これを見ている諸氏に出来ることは、作品を作ること、作品に対する知識を深めることなのだ。今の状況を悩むより、よりいっそう努力した君たちの今後の活躍に期待したい。