ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ビッグボスの編集履歴

2013-04-16 15:03:53 バージョン

ビッグボス

びっぐぼす

ビッグボスとはメタルギアシリーズの登場人物である。

MGS3 MPO MGSPWの主人公。ネイキッド・スネークはかつてのコードネーム。

CV:大塚明夫(MGS3 MPO MGSPW)、大塚周夫(MGS4)



※ネタバレ注意!










人物

1935年生まれ。元FOXHOUND総司令官であり、独立武装国家アウターヘブンの首領。

本名はジョン。

身長180cm(MGSでは192㎝)、体重89kg。愛煙家で葉巻を愛用。

ベトナムに於いてLRRP(長距離偵察作戦)に参加し、SOG(スペシャル・オペレーションズ・グループ)、グリーンベレー、ワイルド・ギースで活躍、70回以上のミッションを務めた。

その後傭兵として世界各国を回り、神話的存在となる。

80年代に様々な地域紛争、民族紛争に参加。その後は軍事教育や、少年兵の社会復帰に尽力する。

90年代に入り、ハイテク非正規特殊部隊FOXHOUNDの初代作戦総司令官として任命され、国内に呼び戻される。


師であるザ・ボスと共に近接格闘術CQCを作り上げた人物でもあり、本人もCQCの達人である。



作中での活躍

MGS3

当時29歳。FOXHOUNDの前身であるFOX部隊に所属するCIA工作員「ネイキッド・スネーク」として登場。

『スネークイーター作戦』においてソ連へ亡命した師であり伝説の兵士である「ザ・ボス」を任務の為やむなく殺害、以降ボスの座を受け継ぎ、ザ・ボスを超える者として「ビッグボス」の称号を得た。

作戦中、ザ・ボスと始めて対立した際にザ・ボスのバンダナを手に入れており、以降はそのバンダナを身につけている。

作戦中に捕虜となった際、EVAをかばうためオセロット少佐(後のリボルバー・オセロット)に体当たりし、暴発した彼の拳銃によって右目を失っている。

有毒な生物でも手当たり次第に食べたり(その際「食ったらうまいかもしれないだろ?」と発言しパラメディックを呆れさせた)、通信の会話では天然ボケのような言動も見せている。他にもEVAの胸元に目を奪われたり、ダンボール箱を被ったり、ワニキャップで仲間の反応を期待したり、目立つ迷彩でザ・ボスをあきれさせたりとお茶目な一面もある。

研究にザ・ボスが関わったHALO降下を実戦ではじめて行い、弟子として完璧に成功させたかったが、荷物を木に引っ掛けてなくしかけてしまった事を気にする面もある。

なお、軍事兵器や銃器への知識の造詣は深いが、科学的な知識には疎く、分かったふりをしたり、そっぽを向いたりすることも。

ヒカリダケを食べてバッテリーが回復したと喜んだりしたこともある。

普段は映画を見るような性格ではないが、007は知っている(パラメディックとの会話から007は苦手なようだ)。


右目を失いながらも、EVAの協力でなんとか任務遂行に成功。全面核戦争の脅威から世界を救った。作戦終了後、自分の元から消えたEVAの残したカセットテープからスネークイーター作戦の真実を知ることとなる。

ザ・ボスを抹殺しなければならなかったことにはやりきれない思いがあり、本作戦の真意を知ったことで、CIA長官との握手を拒否した。

その後、オオアマナの花を携え彼女の墓標へ向かい、無言の敬礼とともに静かに涙を流した。

Patriot


MPO

MGS3のときとは違い、シビアな性格になった。

スネークイーター作戦終了後ビッグボスの称号を捨てFOX部隊を除隊していたが、ジーン率いる現FOX部隊から「賢者の遺産」の在処の行方を知る人物とされ、コロンビアのサンヒエロニモ半島へ拉致監禁される。牢屋の相部屋にはグリーンベレー隊員のロイ・キャンベルが監禁されており、彼の仕組んだダクトから脱獄した。

脱獄後は元FOX部隊の医療係パラメディック・武器装備担当であったシギントと通信し、ゼロ少佐がCIAに捕らえられたという事とサンヒエロニモ半島メタルギア強奪事件の首謀者がビッグボス自身だとされている事を知る。ロイ・キャンベルの協力と現地のソ連兵を説得して仲間とし事件解決に導くことで、身の潔白を証明した。


事件終結後、スネークイーター作戦での経験やジーン達との対決を通じて、ザ・ボスのような『国家に忠を尽くすこと』への懐疑が決定的なものとなり、彼女とは違う生き方を模索するようになる。


MGSPW

サンヒエロニモ半島事件から4年後の1974年、アメリカを出奔しMSF(国境なき軍隊) を率いて世界を放浪していたところ、コスタリカ平和大学のガルベス教授と生徒のパスから、軍を持たないコスタリカに侵入してきた謎の武装集団を撤退させてほしいという依頼を受け、カズヒラ・ミラー以下MSF隊員達と共に事件の解決に向かう。

ドラマCD「平和とカズヒラのブルース」では、ミラーとの出会いが描かれている。

ダンボールについてミラー相手に熱く語っており、MSFの研究開発班がダンボール戦車を開発した際には、「作った奴に直接、礼を言いたい!」とまで言っている。

セシールの動物の鳴きマネにノリノリで付き合ったりするなど茶目っ気が戻っており、さらにサンタクロースを本気で信じていたことが明らかとなった。

またリーダーとしての自分の資質に悩むアマンダを激励する他、泥酔したセシールに絡まれつつも慰めたり、パスに恋したチコの相談に乗ってやったり、カズに泣かされたMSFの女性隊員のためにカズを叱りとばしたりと非常に面倒見の良い一面を見せる。


ピースウォーカーの最後の行動から「平和とは叶わない幻想だからこそ、兵士としての本能を超えて戦うことを辞め、銃を捨て、犠牲となって、祈り続ける」ことがザ・ボスの最後の意思だったと考え、戦士であることを裏切られたと感じたがために彼女の意志から決別することを決意、ザ・ボスのバンダナをニカラグア湖へと投げ捨てた。

事件の収束後は自身をビッグボスである事を認め、拡大したMSFを基に傭兵派遣企業アウターヘブンを作り上げる。そしてその独立と軍事的優位性を守るべく、メタルギアZEKEを開発・建造した。


その後、EVAから送られたテープでバーチャスミッション以前、スネークの前から姿を消していた時期のザ・ボスの活動の真相を知る事になる。


MGSV

パスの生存を知り、チコとパスの救出のためにキューバ南端の収容所に単独潜入することになる。

ザ・ボスの意思と決別したため、バンダナはつけていない。

その後、マザーベースへの襲撃など様々な出来事が起きた模様。

負傷により9年間昏睡状態だったうえに左手を失い義手になっている。


MG

特殊部隊FOXHOUND総司令官として登場。無線により主人公のソリッド・スネークのサポートを行う。「アウターヘブン」を調査するためフォックスを、その後スネークを派遣する。

しかし、最後には「アウターヘブン」の統率者が彼自身であった事が判明、スネークを送り込んだのも情報攪乱が目的だった。しかし、新米兵であるソリッド・スネークが活躍する事は予期しておらず、「アウターヘブン」の崩壊を許してしまう。

最終局面で「お前はやりすぎた、やりすぎたのだ」と叫んで戦いを挑んでくる。戦いの末スネークに敗れ、一時行方不明となるがエンディング後に「また会おう」という言葉を残していた。


MG2

アウターヘブンでのスネークとの戦いで瀕死の重傷を負っていたが、両手、両足、右目、右耳を失いマッドナー博士の治療によりサイボーグとなっており、作中では「もはや人間の体ではなくなった」という記述が見られた。中東に独立武装要塞ザンジバーランドを築き、アウターヘブンにいた有能な兵士達を何人か救出し、再び仲間に引き込んでいた。OILIXを開発したキオ・マルフ博士を拉致し、世界に対して軍事的、経済的に優位に立とうとした。

最終局面では、メタルギアとの戦いで傷つき装備も失ったスネークの前に出現し、追撃するが、即席の火炎放射器を作り上げたスネークに再び敗北、ついに命を絶たれる。


MGS

回収され保管されている遺体から採取された細胞の研究により、兵士として有益な特性を持つ遺伝子『ソルジャー遺伝子』が多数発見され、 遺伝子治療により次世代特殊部隊隊員達に組み込まれていった。

ビッグボスの特性を後天的に発現された次世代特殊部隊の隊員はこの事からゲノム兵の別名を持つようになった。

しかし遺伝子治療の副作用により、ゲノム兵たちに絶滅種によく見られる左右対称の特性までも発現していることが判明。

シャドー・モセス島で反乱を起こしたリキッド・スネークは自らが率いるFOXHOUNDのゲノム兵に完全なる遺伝子治療を施すべく、ビッグボスの遺体の引渡しの要求をした。


しかし、これは後に別の目的があった事が分かった。


MGS4

すでに死亡したと思われていたが、ビッグボスの英雄性を「愛国者達」の象徴に据えようとするゼロ少佐(デイビット・オウ)によりナノマシンで人工的な脳死状態にさせられ、その肉体を保存されていた。

ビッグ・ママを名乗って活動していたEVA率いるレジスタンスの手でその身体は奪還されたが、最後には炎の中に投じられ、リキッド・オセロットによってとどめを刺される事となった。

遺体はオオアマナが咲き誇るポッターズフィールドのザ・ボスの墓の隣に葬られた。

しかし、この時の遺体はEVA達がソリダス・スネークの遺体と摩り替えたダミーであり、本人はこの時点でまだ生きていた。欠損した箇所はリキッド・スネークソリダス・スネークの遺体によって補われ、愛国者達の中枢管理代理AI『J・D』の崩壊によってナノマシンの活動が停止したことで蘇生に成功。

ガンズ・オブ・ザ・パトリオット事件収束後、変異型FOXDIEの拡散を止めるために自殺を図ったソリッド・スネークの前にゼロとともに現れ、スネークに注入されていた新型FOXDIEが変異型を駆逐したことと事件の真実を伝えた。

愛国者達を完全に消滅させるべく同じく生きていたゼロの生命維持装置を停止した後、ザ・ボスの真の遺志とは

世界を変えることではなく、ありのままの世界を残すことに最善を尽くすこと」であったと墓前で悔い、

「戦うことをやめ、蛇(スネーク)としてではなく人間(デイビッド)として生きろ。その体も心もお前のものだ」

とスネークに告げた。

そしてザ・ボスの墓石に寄りかかり「蛇はもういらない」と語り、葉巻を口にした後、スネークのもつ新型FOXDIEによって静かに息を引き取った。享年79歳。

[イラスト/版権モノ] ※ネタバレ注意!!※ 最初の蛇


関連タグ

メタルギア ソリッド・スネーク リキッド・スネーク ソリダス・スネーク

リボルバー・オセロット ザ・ボス ゼロ少佐 ネイキッド・スネーク

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました