基本概要
呉の王。武器は南海覇王(なんかいはおう)。
公式の人気投票では常に上位をキープする、恋姫†無双シリーズにおける人気キャラクター。
作品における立場などの相違点
恋姫†無双(PC版)
呉の若き王。
先代の王である姉の雪蓮(孫策)が戦死したため、その座を継ぎ王となる。
江東の小覇王として天下統一を目指した姉とは違い、呉の国内と人民を豊かにすることを目指し、無駄に争うことを避けている。
そのため、領土拡大路線を推奨する冥琳(周瑜)や雪蓮の時代からの臣とは対立する事が多い。
元々、民政を中心に動いていたため、他の武将と比べたら武力や知略戦では劣る部分がある。
北郷一刀が魏軍と戦っている最中に同盟を結んでいたが、後に白装束の一味に陥れられる形で同盟を破棄、一刀たちと戦う事になる。しかし、魏軍を破った北郷軍相手に苦戦の末に敗北した。
その後は、王としての生き方だけではなく女性としての生き方を一刀から学び、歳相応の笑顔も見せるようになる。
また、拠点イベントでは一刀が贈った私服を着るようになる。
真・恋姫†無双(PC)
奔放な姉の雪蓮とは対照的な性格で、真面目で気難しいところがあるが内面はとても穏やかな気性であり、心を許した相手には甘えることもある。
冥琳には(蓮華の初登場時点で)「器で言えばおそらく雪蓮よりも大きく、英雄に相応しい器と能力を持っており、あとは経験だけ」と評されている。
その気性のため、当初は一刀にもつんけんしていたが、自分なりに勇気をもって呉のため、そして彼女のために戦う一刀の姿を見て、真名を預けるほど信頼するようになる。
呉ルート前半及び他勢力シナリオではロングヘアーであり額に模様もないが、呉ルート後半はある事件が切っ掛けで、前作(無印)同様のショートヘアーへと変化する。
雪蓮の発案による『天の御遣いの血を呉の人間に入れる』という国是により、一刀と閨を共にしたが、見事に娘を一人儲けている。
ちなみに、本作発売前の公式サイトでの人気投票では、堂々の1位となった。
萌将伝
本作でもその魅力とツンデレな性格を遺憾なく発揮しており、マジキュー4コマやアンソロジーコミックでも出番が多い。
また、北郷一刀との間に娘を儲けた事が公式化されている。
本作では、雪蓮が隠居するという形で蓮華が呉王となり、三国同盟の一翼を担っている。
料理修行イベントでは、桃香(劉備)に続いて雪蓮に煽られる形で華琳(曹操)に料理を教わった。その際、味噌汁(当時の中国に日本式味噌はまだ無いので代用品が使われていた)を作ったのだが、元々庶民として暮らしていた事のある桃香と違い、生まれながらの良家の子女である蓮華は料理などまったくした事が無かったため、包丁を使うのも四苦八苦していた。
ただ、料理大会では見事に刺身を作り上げ、一刀を驚かせていた(ただ、刺身に雷魚が混じっていたため、結局一刀にご馳走できなかった)。
また、小蓮(孫尚香)が原因で花嫁修業をすることになった時は、一刀に裸エプロン姿を披露するという思い切りの良さを見せた。まさに一刀にとっては役得であった。
恋姫†無双(アニメ)、真・恋姫†無双(乙女大乱)
原作ゲームの設定を引き継ぎ、こちらでも領土拡大路線を目指す雪蓮達に対しては諫言を行っている。
乙女大乱では、部屋の警護にやってきた亞莎(呂蒙)と知り合い彼女に勉強を教えたり、目が悪いと知った後、片眼鏡を買ってあげるなど、2人の友情関係が強く押し出されている。
原作ゲームより実力があるのか、並の賊なら素手で取り押さえるほどの腕の持ち主として描写されていた。
最終決戦では、前線に出た姉に代わり呉軍の指揮を行った。
なお、衣装がゲーム版の真・恋姫†無双のものに変更された華琳とは異なり、雪蓮が存命であるが、ゲーム版とは異なり前作と同じショートヘアーで額にも模様が在る。
OVA版では、聖フランチェスカ学園2年で囲碁部所属で孫権軍大将。
真・恋姫†無双(漫画・著者:あかりりゅりゅ羽)
姉と母の墓参りに行く途中に寄った小屋で偶然一刀と出合う。
その後、彼が魏にいたことを知り複雑な思いになるが、彼が言った言葉で王になる決意をし髪を切り前線に立つ。
なお、本作では額の模様は王の証という独自設定がされているため、決意を決めた直後~王位継承までの間はショートヘアーだが、額に模様がないという珍しい姿になっている。
真・恋姫†無双(孫呉愛史・著者:むこうじまてんろ)
本作では呉ルートがメインのため、実質的メインヒロイン。
一刀の様々な(事故もあったとはいえ)破廉恥行為に嫌悪を見せていたが、徐々に態度を軟化させていく。
当初は原作序盤同様ロングヘアーであったが、姉である雪蓮が死んだ直後、彼女の遺志を受け継ぐべく南海覇王で髪を切る。
その後は王としての才能も見せ始めるが、一刀との仲がなかなか進展せず結果的に彼と関係を持ったのは最後から2番目だった。
ただ、孫呉愛史単行本第2巻最後の話では、原作呉ルート同様に娘を儲けた。