組織の概要
『人造人間キカイダー』に登場した悪の組織。しかし、構成員の大半はロボットなため、ほとんどプロフェッサー・ギルの個人経営である。もちろん、ギルに仕える人間の部下もいる(4話でブルーバッファローから逃げていたエンジニアの女性やなど)。
「死の商人」とも呼ばれ、強力なロボットを紛争地域に売って利益をあげている。曰く、「一つの国にロボットを売れば、対戦国もロボットを買わなければならなくなる」。利益の為に紛争地域を更に激戦化させようと言うのだから、なんとも恐ろしい商売だ。
もっとも、せっかく買い手がついたブルーバッファローを、キカイダーと戦わせて挙句鉄屑にされていた。何を考えていたのか。
商売で資金を貯め、最終的には世界征服を目指す。
ジャイアントデビルを完成させてから世界征服を目指しても遅くなかったと思われるが、基本的には等身大のロボットをチマチマ小出しにしていた(ジャイアントデビルや悪魔回路完成までの資金調達か?)。
「急いては事をし損じる」といういい見本ですね。
メンバー
プロフェッサー・ギル
世界征服を企むマッドサイエンティスト。いつも着物のような服を着ている。赤地雷ガマと白骨ムササビはキカイダーと対等以上の性能を持っており、ジャイアントデビルはキカイダー兄弟が二人掛かりで何とか倒せたロボットであったことから、ロボット工学においては天才的な技術を誇る事が分かる。白骨ムササビ等は光明寺博士の設計をベースにしたのかもしれないが、ジャイアントデビルについては見た目もコンセプトも大きく異なるため、純粋なギル設計だと思われる。
ハカイダー
キカイダー打倒のために光明寺博士をマインドコントロールして造った(その時点では)ダーク最強のサイボーグロボット。卑怯なやり方を好むダークの組織には、最後までなじめずにいた。詳細は該当記事を参照のこと。
ダークロボット
高性能の火力を搭載した自立駆動兵器。元々は光明寺博士が生態系保全のために作っていたロボットを、ギルが改造して兵器化したという設定(これが一期の破壊部隊であり、二期以降は光明寺を騙して作らせたダイダイカタツムリ以外ほとんどギルのオリジナル)。
所々でギルが持つ超音波笛の音を聞いて作戦を遂行したり、パワーアップしたりする。
動物がモチーフのロボットで、基本的なネーミングは「動物名+色」である。
装甲は厚く、携行火器程度ではびくともせず、火炎放射や電撃も全く通用しない。
12話のピンクタイガーまでが一期で、その3倍の力を持つ13話のギンガメ以降が二期である。兵器産業故にバージョンアップ(バトル漫画で言う所の戦闘力インフレ)はかなり早く、二期組のカブトガニエンジに対しその後継機であるキメンガニレッドが「俺は貴様の五倍の出力なのだ」と発言していた。
ロボットだが、動物型ということもあってか、怪獣然としたものが多く、作中のマスコミや民衆(果ては番組のナレーターまで)「怪獣ロボット」と呼んでいた。
性格は、どいつもこいつも粗野かつ乱暴で感情に振り回されやすい人間臭い連中ばかりで、中にはカイメングリーンのようにモデルガンごときにビビって諸手を挙げたり、バイオレットサザエのように自意識に目覚めてキカイダーと協力しようと言い出した奴まで出る始末。
しかし、こう言ってはなんだがモチーフに似てない奴が多い。クロガラス(捻りの無い配色だ)も、カラスというかペンギンに見える。カーマインスパイダーやムラサキネズミなんかは積み木のおもちゃみたいな外見だし、アオデンキウナギはゴムチューブ以外の何物でもない。ミドリマンモスなんかに至ってはどこからどう見てもマンモスには見えない。
人間に化けることも可能だが、影が怪獣そのものであるため、一般人は騙せてもキカイダーには簡単にバレてしまうことが多い。
アンドロイドマン
薙刀を持った戦闘員メカ。顔はダサい覆面で覆い、体は全身タイツ、靴は市販のスニーカー。経済的だ。
勿論戦闘員の宿命として呆れ果てるほど弱く、変身前のジローにすらパンチ一発で粉砕されるほど。
いくらでも新しいのを作れるため完全に消耗品扱いされ、任務失敗したヤツはたちまちスクラップにされ、特に何もしでかさなくても新開発武器の実験台にされたりする。哀れ。
人間に変装することも可能。汎用型、女性型(二種類)など五つのタイプが存在する。
その他関係者
人間メンバーがいるかと思うと、たいていアンドロイドマンが化けたものである。
総じて生身の人間は少ないようだ。
原作だと、ギルの部下の3科学者、そして女性がいたのは確認できる。