あらすじ
舞台は近未来のアメリカ(設定年代は2010年)。
自動車の街デトロイトは犯罪都市と化し、巨大コングロマリット企業オムニ・コンシューマ・プロダクツ(OCP、通称オムニ社)によって警察(民営化されている)を含む街全体が支配されていた。
アレックス・マーフィー巡査は、一連の警官殺しにおける犯人とされ指名手配中のマフィアであるクラレンス一味を追っていた。マーフィーはカーチェイスの末に一味の隠家を発見、潜入するも惨殺される。犯罪撲滅のため「警官のロボット化」を企画していたオムニ社は、死亡診断が下されたマーフィーの死していない生体部分を部品として利用、彼をロボコップとして蘇らせる。
ロボコップは驚異的な性能で優秀な成果をあげ、街の治安は少しずつ取り戻されて行った。しかし、ロボコップ自身は人間だった頃の記憶の断片に悩まされ、ついには自分が何者であったかを知ってしまう。
(wikipedia2012年1月22日 (日) 11:51版より引用)
概要
1987年、ポール・バーホーベン監督による1作目が公開。低予算だったにもかかわらず大ヒット。シリーズ化やアニメ化、アメコミにもなった。
シリーズ一覧
タイトル | 公開年 | 監督 |
---|---|---|
ロボコップ | 1987年 | ポール・バーホーベン |
ロボコップ2 | 1990年 | アーヴィン・カーシュナー |
ロボコップ3 | 1993年 | フレッド・デッカー |
ロボコップ(リメイク) | 2013年 | ジョゼ・パジーリャ |
配給はオライオン・ピクチャーズ(アメリカ)。
『2』『3』の脚本にはフランク・ミラーが参加している。
メタルヒーローとの関係
一部デザインは東映の『宇宙刑事ギャバン』からの引用である(デザイナーの村上克司快諾の下でのもの)。
その後、『機動刑事ジバン』などにロボコップの設定が「逆輸入」されている。
異名として
大相撲高見盛関や、元K-1選手ミルコ・クロコップなど、その風貌や仕草などで『ロボコップ』の異名を戴く有名人も少なくない。
ハードとしてのロボコップの性能
一見無敵のヒーローと見えるようなロボコップではあるが、実は最初はそんなに強くは無かった事は意外に知られていない。だが、作を追うにつれて、異常な程の防御力の強化が行われている。
タイトル | 劇中で受けた攻撃 | その結果 |
---|---|---|
ロボコップ | アサルトライフルの集中射撃、ED209との戦闘でヘルメットを割られる | 双方にのおかげで機能的にもボロボロの大損害 |
ロボコップ2 | アサルトライフルの集中砲火、ヘルメットにデザートイーグル直撃、7.62mmミニガンの集中砲火、大型ショットガン直撃にによる損傷 | 銃撃による機能的に支障なし、数百メートルから落下しても戦闘を継続し、ヘルメットはそこらじゅうに打ちつけられても無傷で、ようやくレーザートーチで焼き傷が出来た程度 |
ロボコップ3 | アサルトライフルの集中砲火、40mmグレネード弾直撃 | ライフルの集中砲火は全く無傷、だが40mmグレネードの直撃により機能低下 |
ロボコップ(TVシリーズ) | 第1話冒頭で運転席に無反動砲を撃ちこまれる、対戦車ライフルによる胴体貫通、シリーズ中盤における明らかに対人用ではない機関砲の直撃 | バズーカの直撃には無傷だったが対戦車ライフルでは人工心臓がぶち抜かれ、生死の淵を彷徨うも復活、機関砲の直撃には抗靭し、反撃 |