byトシ

ダーリン(桑田佳祐の曲)

だーりん

桑田佳祐の11作目のシングル。2007年12月5日に発売された。

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だから今はもう自信を持ってね、歌手として日本人として声を大にして歌謡曲のファン、申し子であることをカミングアウトできるんです（笑） ―― 桑田佳祐

概要

作詞・作曲・編曲：桑田佳祐

弦編曲：桑田佳祐・片山敦夫

管編曲：桑田佳祐・山本拓夫

歌詞の舞台は横浜市であり、本牧埠頭、中華街、山手といった横浜の地名が登場する。「ちょいワル」な男が主人公のストーリー仕立ての楽曲で、「ザ・ゴールデン和製ソウル」と銘打った1970年代の歌謡曲の雰囲気を漂わせるアレンジが特徴になっている。2007年12月5日に発売された。

ちなみに、上述した桑田の発言は当時の公式サイトのインタビューでこの曲を作る経緯を話していた際に出たものである。桑田いわく学生時代にはロック音楽が好きだった一方で歌謡曲にも魅かれていたが、それを本人が言うには「馬鹿だったから」という理由で当時は周りに言えなかったことや、自身が年齢や音楽的なキャリアを重ねたことでそのような葛藤から吹っ切れていった旨を明かしている。

なお1番と2番の合間に挿入される「ドゥーン!!」という科白は村上ショージのギャグを取り入れたものであり、ライブで披露される際には桑田が村上の仕草を含めて舞台上で再現する機会が多い。

カップリング曲の「現代東京奇譚」「THE COMMON BLUES 〜月並みなブルース〜」もそのクオリティの高さゆえに好評である。