概要
桑田佳祐の楽曲。2002年9月22日にCDで発売された自身の3作目のアルバム「ROCK_AND_ROLL_HERO」の13曲目として収録されており、アルバムの最後の曲でもある。
作詞・作曲:桑田佳祐
編曲:桑田佳祐 & 原由子
弦編曲:島健
伴奏は原由子によるピアノと金原千恵子らによるストリングスのみであり、アルバムのコンセプトとは大きく異なっている。
音楽ライターの大畑幸子はこの曲を「清らかな小学唱歌を思わせるクラシカルなナンバーだ」と評している。桑田本人も「打ちひしがれたときは洋楽より唱歌に励まされる」と唱歌へのリスペクトを雑誌やレギュラーラジオ番組『やさしい夜遊び』で語り、後者では生歌のコーナーで度々歌う程であり、そういった思いがオリジナル曲として表れた形となった。
歌詞には桑田を育んだ茅ヶ崎市への思いや、自分に関わったすべての人たちへの感謝が飾り気なく素直に綴られている。
冒頭の歌詞である「松の花咲く 砂の道」は桑田の母校茅ヶ崎小学校の校歌から引用されたものだった。