この記事にはモンスターハンター4における重大なネタバレが含まれています。
既に遭遇した方、もしくはネタバレオッケーな方のみ閲覧することを推奨します。
闇がその目を覚ますなら 彼方に光が生まれ来て
大地に若芽が伸びるなら 彼方に影が生まれ来る
すべてを照らすは光りなれ あまたの影は地に還り
いずこに光が帰る時 新たな影が生まれけん
やがては影が地に還り 新たな命の息吹待つ
共に回れや 光と影よ 常世に廻れや 光と影よ
そしてひとつの唄となれ
天を廻りて戻り来よ 時を廻りて戻り来よ
概要
『モンスターハンター4』(MH4)のオフラインのラスボス。別名「天廻龍」。
名前や姿でお察しの通りだと思われるが、その正体はゴア・マガラが成長して脱皮した姿である。
ゴア・マガラが全体的に禍々しい黒色の体だったのに対し、神々しい純白の体を持つ。
抱く翼は虹色に光輝き、翼脚の爪は穢れを浄化するかのような神秘的な輝きを放つという。
また眼が成熟して柔軟に動けるようになった。
かつてシナト村の近辺、天空山では数多の生物が狂ったように暴れだし、天空山が死屍累々の地獄絵図となり周辺の地域の生態系が崩壊するという大災厄があった。
伝承ではその災厄は山の神が鎮めたということになっているが、当時のシナト村の大僧正は以来その地を【禁足地】として誰も踏み入れないよう封印した。
以後それからは何も起きてはいなかったのだが、プレイヤーである我らの団ハンターが狩ったババコンガの容態に、かつての大災厄のモンスター達と共通点を持っていることが発覚。
のちの調査でそれが狂竜ウイルスによるものだったこと、我らの団ハンターが討伐したはずのゴア・マガラが抜け殻の状態で発見されたことから、大災厄の元凶は成長したゴア・マガラによるものであると判断された。
ゴア・マガラはもともと天空山の禁足地に棲息していた竜である。
成長するために一度その地を離れ、大人になるために何十年もかけて各所を転々とする。
そして時期が来ると人目のつかない場所で脱皮してシャガルマガラに昇華し、故郷である禁足地へ戻る。
ギルドは幾多の天を廻り、成長しきり脱皮、故郷である禁足地に戻る点から「天廻龍」、
さらにそこからシナト村の伝承から名を取って「シャガルマガラ」と名付けた。
戦闘能力
シャガルマガラの古龍としての能力は『狂竜の力』である。
これはもともとゴア・マガラの振りまく鱗粉にその片鱗を見せていたのだが、その時はあくまで感知能力の補助として使っていただけであり、シャガルマガラとなり眼が成熟してからはただ竜を狂わせる力として使うようになる。
また、ゴア・マガラの触角は脱皮する際に展開されたまま凝固して角、狂竜の力のみが残る角となった。
基本的な攻撃は狂竜化したゴア・マガラと同じだが、眼を得たシャガルマガラの場合ハンターに対する死角への回り込みや不意打ちがかなり目立つ。
また振りまくウイルスの量もゴア・マガラのそれとは比べ物にならないほど多く、着弾後一定時間に3方向に拡散するブレスや一定時間後爆発する地雷といった攻撃をしてくる。
角を破壊してもその力は衰えないので、古龍種の中では数少ない「能力を完全に制御できている」部類に入る。
武器・防具
武器
ゴア・マガラ素材の武器は基本的に禍々しい色合いをしていたが、シャガルマガラの上位素材のみを用いる最終強化段階にてその面影はほとんど消え失せる。
もともと変だった武器の名前は相変わらず変なままだったが。