基礎データ
全国図鑑 | No.0051 |
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カントー図鑑 | No.051 |
ジョウト図鑑(GSC) | No.133 |
マウンテンカロス図鑑 | No.002 |
ジョウト図鑑(HGSS) | No.135 |
アローラ図鑑(SM) | No.072 |
メレメレ図鑑(SM) | No.072 |
アーカラ図鑑(SM) | No.030 |
ウラウラ図鑑(SM) | No.039 |
ポニ図鑑(SM) | No.023 |
アローラ図鑑(USUM) | No.086 |
メレメレ図鑑(USUM) | No.086 |
アーカラ図鑑(USUM) | No.030 |
ウラウラ図鑑(USUM) | No.039 |
ポニ図鑑(USUM) | No.032 |
ガラル図鑑 | No.165 |
パルデア図鑑 | No.149 |
英語名 | Dugtrio |
分類 | もぐらポケモン |
タイプ | じめん |
高さ | 0.7m |
重さ | 33.3kg |
特性1 | すながくれ:天候が「すなあらし」の時、このポケモンに対する技の命中率が0.8倍になる。手持ちの先頭に置くと、砂嵐の吹いている場所では野生のポケモンが出現しにくくなる |
特性2 | ありじごく:相手は逃走や交代ができなくなる。地面から離れているポケモンには効果がない。手持ちの先頭にすると、フィールド上で野生ポケモンが出現しやすくなる。 |
隠れ特性 | すなのちから:天候がすなあらし状態のときいわ・じめん・はがねタイプの技の威力が1.3倍になる。また、この3つ以外のタイプのポケモンでもすなあらしのダメージを受けなくなる。 |
おとしもの | ディグダのつち |
タマゴグループ | りくじょう |
進化
ディグダ→ダグトリオ(Lv.26)
リージョンフォーム
ポケモンSMから登場する、アローラ地方の環境に適応するために姿を変化させたダグトリオのアローラのすがた。
概要
ディグダの進化形。3匹のディグダが一箇所に集まった形となり、身体も3倍以上に大きくなった。
第四世代くらいまでは精悍な目つきをしていたが、近年はディグダと同じ顔つきになり、公式絵もそうなっている。
変わらず農家などには親しまれており、体の下部も土に埋まったままで、何があろうと離れる事はない(詳細はディグダの記事を参照)。
図鑑では進化によって「一つの体から三つ子になった」いう文面が記されており、ポケモンという生物の神秘が垣間見える。
それ故、3匹とも考える事が同じなため、いつも仲良しで高いチームワークを誇る。
ポケパルレではどの頭を撫でても、どの頭に餌をやっても3匹そろって喜ぶので感覚を共有しているようだが、喜ぶ際は3つの頭が個別に回転する。実に摩訶不思議である。
なおごく稀に、どの頭が初めにエサを食うかで大ゲンカをする事もある模様。
掘る力も進化前より向上し、それぞれの頭を互い違いに動かすことで土を柔らかくして、最大地下100kmまで掘り進めるパワーを秘める。
ツルツルに見える頭もとんでもなく硬く、硬い岩盤をかち割って掘り抜ける程。
だが、そうして地面を掘り過ぎた結果、地震を起こしてしまった報告もあると言う。
バトルの際は地中を移動して、相手が油断しているところを別の場所から攻撃する戦法を好んでいる。
体重はディグダの頃は0.8kgだが、ダグトリオに進化すると33.3kgまで重くなる。これは単純計算で一匹あたり11.1kgになり、進化前のおよそ14倍と一気に大きくなる。
因みにディグダをそのままダグトリオと同じ大きさにすると、重さは単純計算で3.5×3乗=42.875倍となるので、これでも控えめな倍率と言える。
ゲームにおける特徴
初代
- ディクダがレベル26で進化する他、ディクダのあなに低確率で出現する。レベルは序盤にしては破格の29~31。この時点ではかなり高いレベルで、野生ながら高過ぎる素早さと「きりさく」や「あなをほる」など強力な技を持っているかなりの強敵。
- また被捕獲率も低く、序盤は買えるボールが限られる状況も相まって、捕まえるのにもかなり手を焼く困り者。まあ、素直に進化前を捕まえれば良い話で、運良く捕まえられれば頼れる戦力になってくれる。
- ちなみに、リメイク版のFRLGでは「ふゆう」を持つゴースを使えば完封可能となった。
第4世代
第6世代
第7世代
第8世代
- BDSPはDPtと同じだが、地下大洞窟ではディグダを40匹触れると色違い・レアな石像が手に入りやすくなるボーナスタイムが発生するのだが、たまにダグトリオも出現し、3匹分カウントされる。
- なお、LEGENDSアルセウスには出現しない。
第9世代
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1世代 | 35 | 80 | 50 | ※ | 70 | 120 | 355 |
第6世代まで | 35 | 80 | 50 | 50 | 70 | 120 | 405 |
第7世代から | 35 | 100 | 50 | 50 | 70 | 120 | 425 |
アローラ | 35 | 100 | 60 | 50 | 70 | 110 | 425 |
- ゴツくてのろい地面タイプの概念を覆すような高い素早さが特徴。第9世代現在でも地面最速を誇る。攻撃も平均並にはあるがHP、防御はかなり低く、強力な物理攻撃が来るとあっさり沈んでしまう。
- 初代では対人戦でも使用されるほどの人気があり、特にサンダースやゲンガー対策として使われた。ちなみに初代では「あなをほる」の威力は「じしん」と同じく100である。当時の仕様ではダグトリオの放つ技は24%で急所に当たり、特に「きりさく」はほぼ確実に急所になるため、種族値の数字以上に火力が高い。それで倒しきれない敵に対しては、相手より素早いほど命中率が上がる一撃必殺技「じわれ」で片づけることもあった。しかし、これらの技が全て仕様変更されたGSCでは一気に弱体化した。
- RSEでは努力値の仕様変更によりさらに脆くなってしまったが、特性に「すながくれ」「ありじごく」を習得。特に「ありじごく」は有利な相手の交換を防止出来るため、強い相手にはとことん強い、駆け引きによってはとても役に立つポケモンとなった。
- BWでは強力な後輩ドリュウズが登場し、タイプこそは違うが立場が危うい。しかし、素早さはこちらの方が上であり(「すなかき」を発動されると無理)、後輩には使えない「ストーンエッジ」や「ありじごく」があるので一応差別化は可能。
- 実戦で使うなら持ち物は低い耐久を補う「きあいのタスキ」がおすすめ。技は「じしん」や「ストーンエッジ」、「つじぎり」「ふいうち」などが候補に入る。積み技では自身の低い攻撃を補える「つめとぎ」との相性が良い。物理受けの役割破壊として「じわれ」を入れるのもいいが、肝心のエアームドに無効なのが痛いか。
- 第7世代では種族値が見直され、攻撃が100にアップし上方修正されている。このポケモンは種族値と特性、その種族値とタイプに見合った技の取得範囲が最大の強みであり簡単に互換を作る事が出来ないポケモンとなっている。
使用トレーナー
ゲーム版
- サカキ:ジムリーダー(カントー)/ロケット団ボス
- タケシ:ジムリーダー(カントー)※1
- カスミ:ジムリーダー(カントー)※1
- マイ:ポケモントレーナー
- ヒロカズ:ダグトリオマスター
- バーダン:ジムチャレンジャー
- チリ:四天王(パルデア)
※1:ポケモンスタジアム2
アニメ版
- ジャンゴー(無印114話)
- エリコ(無印204話)
- カエデ(AG128話)
- コウヘイ(DP91話)※トライアスロン森の競技
- ゴウ➡️エンドウ
漫画
番外作品
ポケモン不思議のダンジョン
- ほぼ全てのシリーズに登場。特に救助隊や探検隊に登場した個体が有名だろう。
- 救助隊シリーズで初登場した際には息子のディグダがエアームドによってハガネやまに攫われ、主人公たちに助けを求める事に。自分で行けよとツッコんだプレイヤーも多い事だろうが、道中は相性有利でも、ボスであるエアームドが相性不利なひこうタイプである為、救助隊に依頼をするのは妥当な判断ではある。
- 探検隊シリーズではギルドに所属し、掲示板を更新する役割を担う。性格はとても威厳に満ちており、同僚や目下の者には厳格な口調で話すが、救助隊メンバーに対しては非常に礼儀正しい口調で話す。ギルドメンバーは『彼ら』と複数形で呼称しているが、息子からは『お父さん』(またはパパ)と単数形で呼ばれる。なお、一人称は三体で一匹を構成するポケモンという自覚があるためか『私たち』となっている。どっちなんだ。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
〈レギュラーの手持ち〉
- ゴウのダグトリオ
〈ゲストなど〉
- 無印31話
- アニメ版初登場。森でのダム工事をディグダと共に邪魔していたが、その理由はダム工事によって破壊された森を元に戻そうとした為であり、どこからともなく苗木を持って来てそれを仲間達と共に巧みに植えていくチームワークは見事なもの。
- その仕上げとしてはディグダとダグトリオはムコニャを乗せた土砂を押し出しながら、ダムの骨組みを破壊。これには現場監督も反省し、ダムの開発を中止した。
- 「ディグダ♪ディグダ♪ダグダグダグ…」と小気味良いリズムが印象的な歌のような鳴き声は印象深いはず。
- ジャンゴーのダグトリオ
- 無印114話で大量発生したマルマイン達を安全な場所へ移す依頼を受けてやってきたディグダ使いジャンゴーの手持ちとして登場。ディグダと共に地下道を掘り、マルマイン達を傷つける事なく広場へと移動させた。
- 無印204話
- エリコのポケモンとして登場。
- カエデのダグトリオ
- DP91話
- サマースクールのトライアスロン・トライアスロン森の競技でコウヘイが使用。地中を掘り進み、他の参加者がポケモンでトラブルを起こしている間に一気に抜き去った。
- SM42話
- カントー地方な為、原種が登場しているが、アローラから来たカキは「神聖なヒゲが抜け落ちてる」とショックを受け、ダグトリオにカツラを被せていた。カキ「しかたない…俺のカツラをかぶってください」サトシ「こっちのダグトリオはツルツルなんだよ」
その他
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 第1章ではサカキの手持ちとして登場。戦いの中で落としてしまったレッドのギャラとフッシーのボール開閉スイッチを破壊した。第7章ではハクタイシティに在住のトウガン・ヒョウタの親類で「たんけんセット」の開発者である地下おじさんが複数体所持している。
余談
pixivでは
- pixiv では、ディグダ同様想像上の全体像が描かれることが(一部で)盛んである。なぜか筋肉ムキムキで描かれることが多い。イーブイよりも多くの可能性を秘めているようである。
関連イラスト
関連タグ
0050.ディグダ/アローラのすがた→0051.ダグトリオ/アローラのすがた→0052.ニャース/キョダイマックスニャース/アローラのすがた/ガラルのすがた
同じめん単タイプ
- サンド/サンドパン カラカラ/ガラガラ
- ゴマゾウ/ドンファン
- ナックラー*グラードン
- ヒポポタス/カバルドン アルセウス(だいちのプレート)
- モグリュー
- ドロバンコ/バンバドロ シルヴァディ(グラウンドメモリ)
- スナヘビ/サダイジャ/キョダイマックスサダイジャ