α世界線
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あとらくたふぃーるどあるふぁ
ゲーム/アニメ『Steins;Gate』の用語。世界線変動率が0を越え1%に満たない領域。
ゲーム/アニメ『Steins;Gate』の用語。
タイムパラドックスにおける時間の自己修復論において一定の事象が確定しているアトラクタフィールド理論において、世界線変動率が0を越え1%に満たない領域。
以下ネタバレ注意
この世界線の2010年において確定している事象は、
- 2010年7月28日にラジオ会館に人工衛星らしき飛翔体が落下してくる。
- 2010年8月17日20時前後までに椎名まゆりが死亡する。
の2つ。
実は岡部と、岡部の視点を介して作品世界を見るプレイヤー/視聴者にはあるミスリードを誘っている。
それは、「Dメールの存在に気づいたSERNがタイムマシン技術の独占を図り、非公然活動員である“ラウンダー”を使って、岡部倫太郎・橋田至・牧瀬紅莉栖を拉致する」という事象。
実はこれは確定していない。
他媒体やスピンオフ作品ではわかりやすくその描写があるが、実はゲーム『Steins;Gate』無印版のプレイヤーでも、あるヒロインの個別ルートとトゥルーエンドに至るルートでこのミスリードに気付かせてくれる。
- 該当ヒロインのエンディングではSERNの襲撃を受けていないとしか解釈できないシーンが有る
- なんとβ世界線への遷移を躊躇った結果、岡部はダルのハッカー技術を使ってSERNの設備をメチャメチャに破壊してみたり、ほぼ組織として成立しない状態に追い込んでみたりしている。つまり、SERNの存在はこの収束と関係ないのである(SERNを潰したα世界線世界で、なんで鈴羽が来たのか疑問が残るが、委員会の干渉などで世界線が無理矢理辻褄を合わせているのかもしれない)。
アニメでは後者の部分が完全にカットされており、ゲーム未プレイではこの点に気づかなかった視聴者も多いのではないだろうか。
またリメイク版である『Steins;Gate ELITE』では、ヒロイン個別ルートでSERNの襲撃がなかったことを示す部分がカットされてしまっている。彼にとっては悲劇である。
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