概要
第5部「黄金の風」にて、ポルポのスタンドであるブラック・サバスが発したセリフである。
ブラック・サバスが自動操縦型スタンドである点を鑑みると、本セリフは自我を持って発したのではなく、「ポルポの『信頼』を裏切った場合」などあらかじめプログラムされた言葉である可能性が高い。
顛末
セリフが登場したのは第5部序盤、ギャング入門編。
ジョルノはギャング組織「パッショーネ」に入門するため、試験官を担うポルポから科された試験をクリアする必要があった。試験内容は「点火したライターの火を24時間消さない」。ただそれだけ。
途中まではアクシデントに見舞われながらもなんとか火を守り続けた。そして一息ついたその瞬間、火が消えてしまった。なんと、通りすがりのただの一般人である清掃員のじいさんが持っていたバケツの水の飛沫がライターにかかり、火を消してしまったのだ。焦ったジョルノは「再トライさせてもらえるだろうか」などと考えるが、一向にいい解決策は思い浮かばない。そんなジョルノの様子を見ていた清掃員のじいさんは、ライターからガスが出ていることに気がつき、そのままライターを『再点火』した。24時間火をつけ続ける試験であるのに、『再点火』できるなんて絶対におかしい、とジョルノが違和感を感じる中
「 おまえ………! 」
「 『再点火』したな! 」
影から黒いスタンドが現れた。そして「『再点火』した」、つまり「「信頼」を裏切った」じいさんを殺害した。混乱する暇もなく、そのスタンドは今度はジョルノに
「 おまえも『再点火』したな? 」
「 チャンスをやろう! 」
「 『向かうべき2つの道』を! 」
と問いかける。