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概要
どす黒い背景に、首が通常の3倍ほど長く伸びた女性がおぞましい形相(怒りと絶望を感じるような顔)で立ち尽くしている絵。とにかくその顔と首とに目が行く作品で、pixivだとバストアップで描かれたものも多いが、元の絵には足元までの全身が描かれている。
この絵は立派な芸術作品であり、立島夕子氏はこの絵について『戦慄!世界の心霊・恐怖画像』(2008年、晋遊舎刊)という本で
「当時24歳、この絵を描いた当時私はある男性に付きまとわれ精神的に危篤でした。その男性の行動と過去の強姦未遂のトラウマが重なり表現された絵です。この絵は全ての性犯罪に対する私の決死の反逆の絵です。」
と述べている。
性犯罪に対しての怒り、憎悪、恐怖、絶望、全ての感情を込めたメッセージであるとも言えるであろう。性犯罪ダメ、絶対。
ネット上での扱い
そのインパクトの高さから、ネット上では恐怖画像として掲示板などに貼られるようになり、検索してはいけない言葉の一つとして広まっていった。なおその際『あたしはもうお嫁にいけません』という作品だとして広まってしまったが、正確なタイトルは少し違う『あたしはもうお嫁にはいけません』で、このことについて作者本人が2012年にTwitterで言及している(関連リンク参照)。
「精神病の人が死ぬ直前に描いた」と解説されることもあるが、これも誤った情報である。
前述した作品名のこともそうだが、この絵がネット上でどういう形で知られているかは作者本人にも届いていて、そのためか彼女の公式サイト『立島夕子の地下要塞』ではこの絵の顔部分をモノクロ加工したものが各種リンク先へ移動するボタンとして使用されている。ギャラリーページにはその顔が見当たらないが、顔や首は見せずに肩から腰あたりまでの部分をサムネイルにしているだけで、展示自体はされている。
表記揺れ
「あたしはもうお嫁にいけません」タグの使用もある。厳密には本記事のほうが正式名称のため、本記事のタグ名をつけることを薦める。
関連タグ
検索してはいけない言葉…ネット上では注意喚起のためか、検索してはいけない言葉として取り上げられる。