概要
白泉社の電子雑誌「ハレム」で創刊号(2018年11月)から連載されている漫画作品。
作者は春輝。
ヤングアニマルにもしばしば番外編が掲載される。
単行本はヤングアニマルコミックスから発売されている。
2024年6月時点で既刊8巻。
あらすじ
時は泰平、江呂時代。
必死の修行の末に新米くの一になった霰草は、御家老の命を受けて忍仕事に勤しんでいる。
国の平和を守るための大切な役割なのだが、なぜかいつもエッチな事態に巻き込まれてしまう。
登場キャラクター
- 霰草(あらくさ)
くの一派遣会社「A愛」に所属する新米くの一。やや天然。
忍術は優秀。しかし下ネタに弱く、淫術の修行も怠っている。
- 咲梨(さり)
霰草の上司のくの一。
霰草を厳しく教育するが、いつも幻術で逃げられている。
- 徳太(とくた)
霰草が町で出会った少年。ぶっきらぼうな性格。
霰草の弟子になる。
- 家老
江呂の殿様に支える壮年の男性。滑舌が悪い。
霰草を呼びつけて任務を与える。
- フランシスカ
南蛮「ポルノガリ」からやって来たキリステ教宣教師の女性。BL好き。
アヌスに愛を見出だせたら神を感じることができると言い、特殊な蛭「蛭砲」を用いた攻めを行う。
一方で、神を冒涜する者は容赦なく去勢する。
- ペロー
メリケンニンジャ「クロフネ」のキャプテンの女性。
将軍に対して開国を要求し、人や資源を全て差し出すよう迫る。くの一の忍術にも興味がある模様。
性に奔放で、初体験の神聖視を馬鹿らしいと言い切る。
- カリグロイス
ペローの部下のメリケンニンジャ。スキンヘッドの大男。
体術に長け、幻術にもある程度の耐性がある。
下品で性欲旺盛、絶倫、巨根。
- 源内平賀(みなうち ひらか)
くの一の里の大将の一人。里で一番の忍者道具発明家でもある。
「発明品を受けて泣いてくれる生贄がいないとつまんない」と言うサディスト。
実は咲梨の妹で、本名は「くくる」。
用語
- 忍術
くの一たちが用いる技。
妖怪たちの妖力を借りることで人間離れした力を使える。
ただし、忍術として昇華するためには相応の修行が必要。
- 蛭砲(テッポウ)
南蛮、ポルノガリから持ち込まれた特殊な蛭。
双頭ディルドのように使用するほか、単品で肛門に挿入したり、男性器に吸い付かせる場合もある。
先端から媚薬のようなものを分泌しており、これには高い中毒性があるため、一度使われたら忘れられなくなり、蛭砲を見ただけで発情するようになる。
江呂の城下町にも出回っていて、これ欲しさにキリステ教に入信するものが後を絶たないらしい。