言葉として
語尾が「~なさい」となっているが命令語ではなく、元々は「おかえりなさいました」等、語尾がついていたが省略化されたのもの。より丁寧な表現をするならば省略化せず「おかえりなさいました」や「おかえりなさいませ」とするのがよい。しかし一般的には更なる省略である「おかえり」が広まっているため、そのままでも十分に丁寧な印象を持つ。
一つの存在ではなく、複数の存在の間に存在する『絆』、帰るべき場所である『故郷』を浮かび上がらせる歓迎といたわりの言葉である。
また、創作者やミュージシャンが活動を再開する報告をした際に、ファンがそれを歓迎して用いられることがある。
「おかえりなさい」は英訳することが非常に難しい繊細なニュアンスの日本語とされる。一応"Welcome back home."のような長い不在を経てようやく帰って来られた人に使うような表現はあるが、毎日使える挨拶としてはなかなか相応しいものが存在しない。あるとすれば"Hi,how was ○○?"といったようなものがある程度である。
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別名・表記ゆれ
おかえりなさい! おかえりなさい!! お帰りなさい お帰りなさい! お帰りなさい!! おかえり おかえり! お帰り お帰り! お帰りなさいませ
関連タグ
オカエリナサイ…アニメ『トップをねらえ!』ラストシーン。はやぶさ帰還のときにもよくパロられた。
反対語