概要
おこりんぼとは、『白雪姫』に登場するキャラクター。
7人の小人のひとり。
気難しい性格で、小人たちのリーダーである先生(Doctor)に対しても反抗的。
名前の通り、いつも怒っている。現実的かつ合理主義。
劇中での活躍
恐らく小人たちの中で1番知名度と人気が高いキャラクター。
自分達の家に逃げ込み「匿って欲しい」と頼んできた白雪姫を快く思わず「女は面倒の元だ」「図々しい娘め」「女王にバレたらワシらは酷い目に遭うぞ」などと憎まれ口を叩いてばかりだったが、翌朝仕事に向かう際「言っとくが家の中には誰も入れるんじゃないぞ」と遠回しに彼女を心配する発言をしたり、白雪姫と話す前にこっそり身だしなみを整え、自分に気づかない白雪姫にわざとらしく咳をしたり、白雪姫から頭にキスをされて一瞬デレデレの表情になったりなどと、素直になれない所もある。その為「元祖ツンデレ」などと呼ばれている。
その後、森の動物たちから白雪姫が殺されそうになっている事を知らされると、動揺する先生より真っ先に「白雪姫を助けに行こう」と小人たちに声をかけ、鹿に乗って家まで走り出す。
その後も魔女に化けた女王と決着を着けるまで小人たちを先導して行動し、白雪姫が死んでしまった(眠りに落ちた)際は普段の捻くれた表情は崩れ、声を上げて泣いていた。
棺に収められた白雪姫の手の上に花束を置いたり、その後王子のキスで生き返った彼女と別れを交わす際も笑顔で投げキッスを返したりと、小人達の中で1番白雪姫との絡みが多く、当の白雪姫の方も「おこりんぼと仲良くなれますように」と願い事をしたり、彼の名前をかたどったパイを作ろうとしていたり、別れの際には小人たちの中で唯一「さようなら、おこりんぼ」と名前を呼んで別れを交わしている。
普段は素直になれず憎まれ口ばかり叩く反面、白雪姫の危機には真っ先に助けに向かうという憎めない性格と勇敢さ、そして白雪姫との絡みの多さ故か、視聴者からは「キス以外何もしていない王子より、おこりんぼと結婚した方が良いのでは?」などと言われることも。