概要
WIXOSS_DIVA(A)LIVEに登場するディーヴァユニット。
アイドル系と謳ってはいるが、黒を基調とした衣装を纏って堂々と悪辣な態度をひけらかし、その上でファンを得ている所はヒール系に近い。
メンバーが携えている武器は小学生が用いる学用品がモチーフになっている。
アニメ本編前を描いたWEB漫画「WIXOSS_DIVA(A)LIVE_TRY!!!」では「うちゅうのはじまり」と対戦しており、その際に「キュート&キャッチーな見た目ながら毒気の強いプレイングが憎めない!」などと紹介され不満の声を上げていた。
アニメ本編での扱い
第1話
登場して早々に敗北シーンが描かれる。
ランキングは240位のCクラスだったが、241位の「CardJockey」とのバトルに敗北して降格。
その憂さ晴らしのためか、バトルの評価に関わるファンの投票「セレクターポイント」を自分達のファンから譲歩することを餌に初心者狩りを行っていた。
その行為に憤慨した明日平和(ヒラナ)が結成した即席チームからの挑戦を受けるが、逆転負けしたあげく僅かながらも実力でセレクターポイントを奪われてしまい、捨てセリフと共に退場した。
第3話
チーム「No Limit」としてCクラスに上がってきたヒラナたちに先輩風を吹かせながらリベンジしようとするも、バトルすら描かれずあっけなく倒された。
第4話
各クラスの注目チーム同士によるリーグ戦「フューチャリング・ディーヴァ」に選出され、TV番組で他のチームと共に打倒「No Limit」を宣言。
優勝チームに与えられる特別ステージ「ディーヴァタイム」を引き合いに出して「No Limit」がパフォーマンスを行っていない事実を指摘する。
挑発的な口調ながらもアピールを「応援してくれるセレクターへのお礼」とする言い分はもっともで、嘘か実かディーヴァタイムのレパートリーは「108まである」と豪語している。
「No Limit」のメンバー達の足並みが揃っていなかったこともあって、図らずもメンバー間に亀裂を生むことになった。
その後は「うちゅうのはじまり」と「No Limit」のバトルを真剣な表情で観戦していた。
第5話
TV番組で「きゅるきゅる〜ん☆」が優勝争いに残っていることが報道される。
「No Limit」は連敗を重ねて優勝争いから外れ、最後の対戦相手が「CardJockey」であったことから作外でリベンジを果たしたと思われるが、優勝は逃している。
第8話
いつの間にかCクラス降格(500位未満)寸前にまで落ちぶれていた。
リアル世界の夜伽ムジカのホテルでバイトしていた所、他のCクラスのチームが揃っているのを偶然発見。
皆が大浴場で遊んでいる隙に全員の衣服を盗んだあげく裸を盗撮して脅迫、「No Limit」「CardJockey」「DIAGRAM」の合同3チームを相手にした八百長バトルを迫った。
バトルでは何もできない3チームのリーダー達を一方的になぶり続けていたが、AIのバンが入ったスマホを盗んでいたことで所在がばれて返り討ちにされ、Dクラスへの降格が確定した。
完全な犯罪行為に手を染めてしまったが、それを咎めない代わりに路線変更を強制され、ピエロのような恰好をした「お笑い系ディーヴァ」となった。
第10話
「No Limit」と「デウス・エクス・マキナ」のスペシャルマッチを観客席で観戦。
何事もなかったかのように元のアイドル衣装に戻っていたが、お笑い系路線を捨てたのかは不明。
自分たちの代わりにリベンジを果たしてくれることを期待して「デウス・エクス・マキナ」を応援していた。
期待通りに「No Limit」が敗北した際には喜んではしゃいでいたが、エクセル・水無月の暴走によりヒラナがその場で再戦を強制され、何度も何度も打ちのめされる姿には周囲の観客と同様に恐怖していた。
第12話
相変わらずアイドル衣装のまま「デウス・エクス・マキナ」を応援していたが、それが最後の登場シーンとなった。
メンバー
余談
主人公と同系統(アイドル系)で第1話で戦った最初の相手というポジションであり、先んじてエンドカードを飾っているが、あまり活躍させる予定はないのかメインビジュアルに姿が描かれていない。
公式ウェブサイトのキャラクター紹介でもチームとして纏められておらず、OtherCharactersの項目で紹介されている。
第8話における悪行とその顛末は、過去作の登場人物である蒼井晶のオマージュと推察されている。
作中でバトル内容が描写されたルリグであるにもかかわらず、アニメ放送中に商品化されたのはエンドカードイラストをそのまま流用したピースカードのみで、公式イラストもほとんど存在しないという有様であったが、放送終了から約半年後の2021年8月下旬に発売される拡張パックにて「きゅるきゅる〜ん☆」がルリグチームとして参戦することが告知された。