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CV.上白石萌歌


概要編集

細田守監督のアニメーション映画『未来のミライ』の主人公。4歳。


年相応らしく、非常に甘えん坊で我が儘な性格であり、自分にとって不都合なことが起こると駄々をこねて周囲に当たり散らす。


4歳を迎えた冬のある日、出産の為に長らく留守にしていた母親の帰宅と同時に妹にあたる赤ん坊のミライちゃんと出会い、彼女との新たな生活が始まることになる。


しかし両親はミライちゃんの育児の他に、家事や仕事で多忙になったことで以前のように我が儘を訊いてもらえなくなってしまい、結果お気に入りのおもちゃ生まれたばかりのミライちゃんに殴りつけたり、部屋中をおもちゃで散らかしたりして鬱憤を晴らし、両親を大いに悩ませていた。


そして両親の愛情が妹に奪われてしまったと思い込んでしまい、ミライちゃんを自身の妹と中々自覚できなくなってしまう。


そんなある日、自宅の庭で人間と化した愛犬のゆっこ中学生に成長したミライちゃんと出会い交流するという不思議な体験をする。


そこから彼が両親に我が儘を言った後で庭に立ち寄る度に不思議な体験をするという現象を繰り返すことになり、それを通じて徐々に精神的に成長していく。


余談編集

実はくんちゃんの声優を務めた上白石萌歌の実姉である上白石萌音は、本作の6年前に公開された細田監督の作品『おおかみこどもの雨と雪』のヒロインの同級生の役で出演した事があったが、その後本作の2年程前の同時期に公開され記録的大ヒットを飛ばした別監督某アニメ映画作品ヒロインの声優を担当していたりする。


細田監督がそれに対抗して彼女をくんちゃんの声優にキャスティングしたかどうかは定かではない…。


また、細田監督はくんちゃんの担当声優をくんちゃんと同世代の男の子の子役にするか女性にするかでだいぶ悩んだらしいが最終的に後者に決定。オーディションの段階では、ミライちゃんを演じた黒木氏がくんちゃん役のオーディションを受けていたが、当時ミライちゃん役のオーディションを受けていた上白石萌歌氏にくんちゃんの泣き声をやってもらったところ、上白石氏の方がしっくりきたらしく上白石氏がくんちゃんを担当することとなった。


関連タグ編集

未来のミライ ミライちゃん 細田守

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