概要
『ささらさや』は、加納朋子によるファンタジー小説。ささらシリーズ第1弾。正式タイトルは『ささら さや』と間にスペースがある。
夫に先立たれ子連れの未亡人となった妻とその妻を心配するあまり霊となった夫による物語で、妻が新たに移住した「佐々良」でそこに住む人々に憑依しながら彼女を救う夫と母親として逞しく成長していく妻の姿が描かれる。
登場人物
- サヤ(演:新垣結衣)
本作の主人公。夫・俊彦の死後、息子と共に佐々良に引っ越してきた。お人好しだが、気弱で人を疑うことが出来ない。
- 俊彦(演:大泉洋)
サヤの夫。交通事故で死亡するが、サヤを心配するあまり、一時的に他人に憑依してサヤを助けてくれる。映画版では、ユウタロウという名前に変更されている。
- ユウスケ
サヤと俊彦の息子。赤ん坊。通称:ユウ坊。