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概要編集

『みなさん、さようなら』は、久保寺健彦による日本の小説。


生まれ育った団地から出ずに生きる男の成長を描く。


2013年に映画化。『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ポテチ』に続き中村義洋が監督を担当。主演も前二作と同じく濱田岳が務める。主題歌は、エレファントカシマシの「sweet memory」。


登場人物編集

昭和43年9月10日生まれ。小学校の時は無遅刻・無欠席だった。本来なら中学生になるはずが団地の中だけで生活しようと決意。それ以来学校にも通わず団地の中だけで過ごし始め、16歳になった頃に団地内のケーキ屋に就職。

『不言実行、有言有責任、自負自尊』を自分の信条にしている。ある時たまたまたテレビで見た大山倍達の特集に感銘を受けて憧れの存在となる。モンブランケーキが大好き。

日課として体力づくりや筋トレをしている。また団地内に住む同級生の家を毎晩パトロールしている。頼まれていないが本人は「団地の人間は俺が守る」という意識を持っている。団地の中だけで生きるという変わった考えを実践しているが、小学校の同級生からは卒業後も変わらず慕われている。


悟の母。悟と二人暮らし。普段は看護師として働いている。大らからな性格で「団地の中だけで生きる」と言って中学校に行かなくなった悟も本人のやりたいようにやらせている。好きなケーキは、モカケーキ。


悟が好意を寄せている女性。有里とは同じ高校に通う。悟ほど執着はないが団地を愛している。団地内の保育園で就職するために学校に通っている。

小学校の同窓会で会ったのを機に交際を始める。密かに悟と一緒に団地の外にデートに行きたいと思っている。


悟の親友。パート勤めの母と二人暮らし。おとなしい性格で内股でナヨナヨしている。このような性格と見た目により中学校に入ってからいじめられるようになったとのこと。悟と時々会っては仲良く過ごしたり、後にケーキ屋を手伝う。悟が夜に行う団地の「パトロール」のことを「夜の散歩」と称している。


悟の隣の部屋に住んでいる。高校1年生ぐらいまでは表向き優等生を演じていたが、作中、悟の前では中学卒業後からタバコを吸っている。悟には批判的なことも含めて本音をぶつけたり、悩みを聞いたり、ときには異性として誘惑する。しかし、悟と肉体関係を持つ気はない。

悟と自身の部屋のベランダにはそれぞれ風鈴があり、2つをつなぐヒモをどちらかが鳴らすと相手をベランダに呼び出す呼び鈴となっている。


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