あらすじ
長年連れ添った妻「おつう」を突然亡くしてしまった主人公「奥田参平」は、流されるままに息子一家と同居を始める。
しかし、やはり慣れない同居に居づらくしていた折に、ふと見つかった、妻の遺した「奥田家の記録」。
この「記録」を頼りに、息子一家の「主夫」をしながら、一人息子の「詩郎」、嫁で元花屋の「礼花」、無愛想だけど虫好きな孫「乃菜」、
そして、一家に近づいてきた女性「仙川イオリ」と関わっていき、その日々を過ごしていく。
なお、主人公の参平が、妻「おつう」から「参さん」と呼ばれていたため、
「参さんの記録」という意味で本作のタイトルは「さんさん録」という。
作中で紹介されている掃除や裁縫のし方、料理の作り方などは実生活にも十分活かせる物なので、興味のある方は是非。