概要
このサイトは商品の企画および企画された商品の販売に特化したサイトであった。
リクエストできるカテゴリーはさまざまで、一般的な生活用品からアニメやマンガなどのキャラクター専門のものまで幅広い。過去には廃盤・絶版になった本・CD・DVD・サウンドトラックなどを、賛同者を募って実際に再発売にこぎつけた例(逆転裁判蘇る逆転、moonのサウンドトラックなど)もある。
発案されるが何らかの動きがみられないタイトルが増えたため、一時期は一定期間更新がない場合(発案の修正や賛同、コメント投稿など)は発案を終了させるという対策を取っていたが、現在はその制度は見受けられない。
なお2015年の10月現在の状況はtwitterの活動およびIOSのアプリとしての稼動のみである。
有名な点
もともとは平成12年、商品やサービスの企画を募り、アイディアが優れていたならばそれを商品化し販売することにより利益を得るサイトであった。
その後、「こんな商品があったらいいな」あるいは「この商品を再販売してくれ!」という声にこたえるたのむ!作ってくれというコンテンツがリクエストボードとなり、そのサービスがが有名となった。
ところが一部ユーザーの大量かつ無意味な発案(これにより検索妨害が発生していたと思われる節がある)や、よい発案であってもユーザーおよび運営に専門家がおらず商品化できるかどうかが不明であったりしたため、肝心の商品化がうまくいかなくなり赤字を垂れ流すようになり、平成23年、「役目を終えた」としてサイトの終了を宣言した。しかしそれは直前に撤回されたが、サイトの運営は放置された。
そして平成27年、サイトの存続をかけて投票サイトにかかることとなったが、投票結果が思わしくなかったため閉鎖が決定した。
歴史
このサイトは株式会社エンジン(テレビ局などに企画を出す会社だったとされる)が平成12年に立ち上げた。当初は「会社とコラボして商品の企画を出し合う」などのサービスが存在していた。しかしユーザーが企画を出す「たのむ!作ってくれ」が人気であったためそちらをメインとする。
平成17年、書籍等の編集を行う株式会社ブレインナビの完全子会社となる。そして親会社が株式会社ウェッジホールディングスとなる。
平成22年には株式会社エンジンが親会社に吸収合併され、運営はウェッジホールディングスのエンジン部門となる。このころにはこの事業は赤字(これはまともな提案がくだらない提案に埋もれてしまう、あるいは実現可能かどうかを審査する能力が不足するようになっていたことが原因と思われる)となっていた模様である。
そしてこの事業は平成23年に終了させることとなったものの、株式会社エイムラック(グループウェアの開発や運用を行う会社と思われる)が引き受けることとなった。そして同年この会社より株式会社CUUSOO SYSTEM(クラウドファンディングや商品開発コミュニティサイトを運営する会社)に運営元が変更となった。
ところが運営を任されたといってもおそらくはノウハウなどを引き継がなかったらしく、サイト上で発言が出来ないなどまともな活動が出来ず、サイト自体を放置し、その間残骸をさらしているような状況であった。
ところが平成27年、CUUSOO SYSTEMが運営するサービス空想生活においてこのサイトの復活をかけた投票が始まる。
この投票は約40日で目標10万票(ユーザーの総数が20万人を超えているとはいえ、サイトを放置しており、さらにはその間メールアドレスの変更により連絡が取れなくなったユーザーやインターネットから離れたユーザーも存在しているため、アクティブなユーザーは1/10もいなかったと思われる)と、明らかに無謀なものであり、さらにはたのみこむのユーザーへの連絡なども行っていない可能性があるなど、明らかにサーバ等の維持費をなくすための処置であった可能性が高い。
結果、300票あまりしか票を集められず、閉鎖が決定し、これにより過去の提案および発言のデータ等は闇に葬られる形となった。
しかし、万が一のために作成していたと思われるIOSのアプリをサイトの跡地にて公開した。
リクエストボード
ユーザーが商品の案を発案することができ、ほかのユーザーが発案したタイトルに賛同やコメントをすることができる。ユーザーが退会したあとも賛同したときのコメントなどは、自分で削除しない限りは削除されない。
2001年からリクエストが始まり、開設から現在までで全項目を含めた得票数第1位は、アメリカテレビドラマ『アルフ』のDVD化であり、これは1度も順位が変わっていない。ちなみに1stシーズンのDVD化は決定しており、続編を希望する発案が継続している。
功績
このサイトのサービスにより、moonのサントラなどが発売されたり、アルミ削りだしのサイコロ、和時計タイプの時計などが販売されたりした。
この項目に関して
この項目はこのサイトにおいてゲーム関連の無謀かつ中身もやる気もない提案を大量に行い、サイトの疲弊の原因のひとつとなった思われるユーザーにより初版が執筆された野ではないかと思われるが、その保証はない。
その後放置されていたものの、状況が変化したため加筆を行った。