ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

なまえのないかいぶつ

なまえのないかいぶつ

なまえのないかいぶつは、絵本である。 名前が欲しくて二頭に分かれて旅に出た怪物の物語。
目次 [非表示]

むかしむかし  あるところに

なまえのないかいぶつがいました


かいぶつは  なまえがほしくてほしくてしかたありませんでした

そこでかいぶつは  たびにでてなまえをさがすことにしました


でも せかいはひろいので

かいぶつはふたつにわかれてたびにでました


1ぴきはひがしへ、 もう1ぴきはにしへ


本について編集

なまえのないかいぶつ(チェコ語の原題『Obluda, Kierá Nemá Své Jméno』、英題『The Nameless Monster』)は、チェコスロバキアの絵本作家・エミル・シェーベ(本名クラウス・ポッペまたはフランツ・ボナパルタ)が描いた絵本

名前が欲しくて、二頭に分かれて旅に出た怪物の物語である。



ぼくをみて ぼくをみて ぼくのなかのかいぶつがこんなにおおきくなったよ


  バリバリ グシャグシャ バキバキ ゴクン





旧東ドイツにあった511キンダーハイム、及び薔薇の屋敷における朗読会では多数の子どもたちがこれを始めとするフランツ・ボナパルタによって著された絵本を用いた洗脳教育を受けていたと言われている。これによってモンスターが生まれた。



概要編集

この絵本は浦沢直樹漫画MONSTER』の劇中絵本であり、エミル・シェーベという絵本作家もまた浦沢の創作である。


現実の絵本としては、コミック18巻の初回限定の特典としてのものと、MONSTERの完全版別巻として絵本のみで発売されたものがある。

後者は『なまえのないかいぶつ』の他にも、『めのおおきなひと くちのおおきなひと』『へいわのかみさま』『めざめるかいぶつ』といった作中に登場する絵本を、オールカラーで収録している。

いずれも架空の作品だが、「実在する絵本を浦沢が訳した」という体裁をとっている。

関連タグ編集

絵本 MONSTER ヨハン・リーベルト

朗読  洗脳


せっかく なまえがついたのに、だれもなまえを よんでくれるひとは いなくなりました。

ヨハン、すてきな なまえ なのに。

もしかして編集

名前のない怪物

関連記事

親記事

MONSTER もんすたー

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 112061

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました