概要
猫に転生したサラリーマンが社長宅で飼われる様を描く、ほのぼのコメディ作品。
かわいらしい子猫とその背後に浮かぶリアルなおじさんのギャップが笑いを誘う。
毎日24時頃更新。
「次にくるマンガ大賞2023」WEBマンガ部門2位。
2024年3月にはTVアニメ化決定が発表された。2024年10月からフジテレビ系列局の昼のバラエティ番組「ぽかぽか」内にて放送予定。
登場人物
プンちゃん/おじさん
本作の主人公。灰色のはちわれ柄の子ねこ。
サラリーマンのおじさんが転生した姿であり、イメージ画として、同じ表情・ポーズをした転生前のおじさんの姿が半透明で添えられている。
大きめの眼鏡やハゲた頭頂部などはいかにも中年のおじさんといった風貌だが、つぶらな瞳や丸っこい顔立ちからは、どことなく愛嬌が感じられる。
また、礼儀正しい性格なのか、初対面のねこ相手でもモノローグでも常に敬語で喋る。
普段はスーツにネクタイ姿だが、場合に応じて、寝巻を着たりお箸とお茶碗などの小道具が登場したりすることも。
トラックにはねられてねこに転生した後、あてもなく冬の路上を彷徨っていたが、
間もなく社長に保護され、飼い猫「プンちゃん」として迎え入れられた。
中身が人間であるため、うっかり社長の前でねこらしからぬ振る舞いをしてしまうことがあるが、幸い社長はメロメロになって一切疑いを持たないため、事なきを得ている。
社長の留守中は、もっぱらテレビを見たり社長のパソコンを使ったりして過ごしている様子。
社長
CV:関智一
おじさんが勤めていた会社の社長。プンちゃんの飼い主。
外で出会ったかわいい子ねこ(おじさん)にメロメロになり、そのまま自宅に連れ帰り飼い始める。
家ではプンちゃん相手に相好を崩しデレデレしているが、外では冷静で厳格な仕事人間だと思われているようで、厳しい社長しか知らなかったおじさんは、当初はギャップに戸惑っていた。
かなりの飼い主バカであり、(オリジナルのプンちゃんソングや、パソコンのパスワードをてんしゃいぷんちゃんにしている)プンちゃんには内心引かれてしまうことも。
プンちゃんを自慢したい気持ちはあるが、社長としてのプライドが勝ってしまい、
ねこを飼っていることや可愛い名前を付けていることを表立って言えていない。
プンちゃんを迎え入れたことで生活に潤いが出たのか、社員には若返ったと噂されている。
宅配のお兄さん曰く、ちょっと天然ボケなところがあるらしい。
甥のすすめでInstagramにプンちゃん写真専用のアカウントを作り、実際にアカウント(外部リンク)がある。
谷
おじさんが勤めていた会社の社員。
細ぶち眼鏡を掛けた理知的な雰囲気のおじさん。
言葉に細かいせいで転生前のおじさんには敬遠されていたが、猫の扱いがかなりうまく、社長の出張に際してプンちゃんのお世話に訪れた際にはすぐに見直され気に入られた。
社長が漏らした「プンたーん!」のメロメロ声を聞いたせいで、社長にタイ人女性プンターンという恋人がいると勘違いしており、創業時からの仲である自分にさえ紹介してくれないことを寂しく思っている。
おそらくいちごオレが好き。
てぷ
ある日突然、社長宅のベランダに現れた、でっぷりした茶白のねこ。
ピンクのフリルスタイやタコの被り物(実際は……)などを身に着けている。
正体はお隣さんの飼い猫であり、ベランダを伝って部屋の前までやってきていた。
ものすごく声が小さいのか、何を喋っているのかなかなか聞き取れない。
プンちゃんの話す内容はわかっていないと思われる。
お隣さん(糸柳さん)
CV:津田健次郎
社長の隣の部屋に住んでいる男性。てぷの飼い主。
パーマがかった黒髪と髭の気だるげなおじさん。
飼い猫に「ニャルラトホテプ」と名付けるあたり、クトゥルフ神話が好きな様子。
隣に住む社長とは顔を合わせたことがなかったらしい。
また、作家であり、社長の甥が大ファンである。
外部リンク
- 公式Twitter(作者であるやじまのアカウント)
- まとめ読み 公式ブログ
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