漫画『ドラえもん』に登場するのび太が自分の名を時折間違って「のび犬」と書くことから、のび太を指すネタ用語として使われることがある。
てんとう虫コミックス第8巻収録「ライター芝居」ではジャイアン達がダックスフントを「のび犬」と呼び、空き地で普通の犬の身体をダックスフント同様に無理矢理伸ばそうとしていた。
その直後、のび太はシナリオを中に入れて火をつけると書かれたシナリオ通りに人物が行動するひみつ道具「シナリオライター」を使いしずかの前でジャイアンとスネ夫を蹴散らすが、「のび太」を「のび犬」と間違えて書いたため、先ほどまでジャイアン達に無理矢理身体を伸ばされそうになっていた犬がのび太の代わりにしずかの手を取り空き地から立ち去ってしまうというオチになった。それ以前の場面においても、のび太の誤字のせいで意味不明な台詞を喋ってしまっており、ドラえもんには「もっと国語を勉強しろよ」と呆れられた。