キャッチコピーは「女だらけの剣劇(チャンバラ)コメディ」「攻めるも乙女、受けるも乙女」
概要
『月刊コミック電撃大王』(メディアワークス)2004年1月号から2008年7月号まで連載。
以降は掲載誌を『ウルトラジャンプ』(集英社)へと移し、同誌の2008年9月号から2013年8月号まで連載された。
『ウルトラジャンプ』2013年9月号から2017年12月号まで続編『はやて×ブレード2』(はやて クロス ブレード ニャーン)が連載された。
生徒同士が2人組を組んで、剣術によって利益(賞金や学内での優遇措置)を得たり諍いを解決するという制度のある女子校を舞台にした、青春アクション漫画。
林家作品共通のコミカルな百合描写は本作でも健在。
あらすじ(←かなり乱暴)
天地学園という架空の学園では剣待生(強いて言えば、チャンバラ特待生)という制度があり、剣待生は合図の鐘が鳴れば「星奪り」という実戦形式のチャンバラをする。この「星奪り」は二対二で行われる。一人では参加できない。
主人公その一である、黒鉄はやては、自発的に姉である黒鉄ナギの替え玉として天地学園の門をくぐる。はじめは姉の為に静かに過ごしていたが、自分の家(たんぽぽ園)の借金返済を目指して(星奪りに勝利すると賞金が出る)星奪りに積極的に参加していく。
その過程で、はやては星奪りのパートナー(刃友)として無道綾那(主人公その二)に白羽の矢を立てるが、綾那(色々悩んでます)は拒否する。しかし、はやての強引なアプローチにより、はやてと綾那は刃友になる。
こうして、二人と学園の剣待生達によるドタバタ剣劇が始まる。
なお、この作品は百合成分が含まれています。看板に偽りなしで、本当に「女だらけ」で「攻め(る)」も「受け(る)」のも乙女だけだ。
登場人物
メイン画像を見てもらえばわかるが人数が多いので主人公の二人で勘弁してください。
黒鉄はやて(くろがね はやて)
姉である黒鉄ナギは剣待生として天地学園に入学することになっていたが、姉が事故により長期のリハビリが必要になり、姉を退学させないために替え玉として入学する(あっさりバレる)。
性格は素直で明朗闊達で能天気。しかし、人を見る目があり人の気持ちを自然と理解している。
ちなみに綾那を嫁と公言している(嫁発言をするたびに綾那から鉄拳制裁されている)。
無道綾那 (むどう あやな)
冷めた態度で人と接するのでとっつきにくい印象を人に与える。しかも人の名前をほとんど覚えない。
もともと幼馴染の刃友がいたが、諸事情有りコンビを解散した。そして彼女は寮に引き籠る。
そんな時に、はやてと出会ったことにより綾那は再び剣を振るうようになる。
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