概要
正式名称は「pixiv異能青少年保護施設」。
中二病キャラによる学園物交流企画として2009年7月27日より開催。公式からのイベント提示と新規キャラクターシートの投稿受付は2012年内をもって終了していた。
また削除済みの公式投稿についてはこちらの特設サイトにて確認可能。
企画内企画
参加者によって企画されたイベント。
学業に付き物の長期課題、全校遊戯から大規模校争まで幅広く取り揃えられ、参加者によって随時立案される。
本来の流れと差別化を図るため、ぴく厨タグの使用は控えられている。
事件
企画中でも印象深い事件、またはそれらに順ずる珍事。
影山事件
pixiv内では「ぴく厨(影山事件)」タグが使用された。
元々は小規模な校争だったがリレー形式で内容が進展する内、乱入してきた影山聖司によって校内の至る所に爆弾が仕掛けられていることが明らかになった。
影山の野望を阻止すべく、各々が奔走する様子を描いたぴく厨初の大規模校争。企画全体を巻き込んだ爆弾テロ事件である。
あまりに事態が肥大化してしまったため、最後はアンパンチよろしくの強制終了となったが、これによって数々のエピソードが生まれた。
影踏み舞踊会
夏休み直前の日に起こった、校内全体を巻き込んだ一大事件。
生徒会書記テオドール・セルコアイヤンが「生徒会サイドの理想を全生徒に説く」という異常な妄念による思想に駆られ、能力「黄金律からの解放戦線」を発動させたことに端を発した。
「黄金律からの解放戦線」は影から触腕を生み出し、それに貫かれた者の理性を吹き飛ばしてしまう能力である。これにより、魔族の血が暴走して悪魔に豹変した者や自殺願望が増大して飛び降りを決行しようとした者、自分が否定されてると思って他者に危害を加えようとする者等の暴走者が多く現れ校内が大混乱に陥った。
帰宅部側はこれに対し、「テレパスエミュレータ」という解除アイテムを用意、教師と帰宅部に配布(生徒会側に配らなかったのは帰宅部側がテオドールの独断による暴走であるという情報を知らず、生徒会側の組織だった攻勢だと思っていたため)、自体の沈静化を急ぐとともに、テオドールを探し出し捕縛する作戦を実行する。
その後、テオドールは捕らえられ自体は沈静化へと向かった。
このことに対し、テオドールは停学処分となり、生徒会側も大きな政治的ダメージを受けることとなった。
窓ログアウト
本事件で多用された画期的な脱出方法。「玄関まで逃げるのが面倒なら、窓から逃げればいいじゃない」という、素晴らしい論理展開によるものである。1階の窓から逃げた者は勿論、それ以上の階から落ちた者や「落とされた」者もおり、何かと笑いを誘う展開が多かった。
本事件ではこの他にも「異常なガード率のパンツ」や「『ガード?何それ美味しいの』と言わんばかりのモロパン」、「大事な部分が光りまくる男性陣」など、心和む(?)展開も多かった。
派閥
ぴく厨キャラクターが所属する陣営。
生徒は生徒会と帰宅部のいずれかに分かれて戦うことになる。
中には元生徒会や元帰宅部といった変り種も存在する。
また、便座上いずれかに属するが中立の立場をとる者も多数存在する。
生徒会
生徒会長望月聖人に賛同する生徒たちが所属する派閥。
生まれ持った能力を存分に発揮出来るような社会革命を望んでいる。
帰宅部
帰宅部部長武者小路里実に賛同する生徒たちが所属する派閥。
大きな変化を望まず、能力を生かしてうまく社会進出出来ないかと目論んでいる。
菊姫FC
超次元アイドル転校生桃戸坂菊姫が代表を務める無所属派閥。
「思想や政治には興味ない」「どっちの思想にも共感できない」というような生徒の受け皿となる。
教員
生徒たちのなりゆきを見守る教師たちが属する派閥。
生徒たちのセーフティになるかと思いきや、生徒以上に曲者揃いである。
団体
派閥を越え、部活動などとは異なる形態に属するキャラクターたちの集まり。
アルカナ
「アルカナ」の能力を持つ22人の総称。
身体に数字が刻まれており、数字を相手に視認させると効力が増すと言われている。
十煉獄
狂犬影山が影山事件以降に発足した、己の欲望のままに暴を尽くす悪の集団。
毒姫、雀蜂、死誘灯、破壊人形、禍神、宵闇、破鏡、人猟鬼、天蓋、暗黒斬火の十人で構成される。
十煉獄(ピュア)
上記のようにぴく厨のヒールとして名高い彼らだが、実際のところは女装したり、非常に初心だったり、へたれだったりと変態かつ可愛い面が多い。
そんな良い子たちで構成されているのが十煉獄(ピュア)である。
律
無川壱によって発足された隠密戦闘抑止集団。
大狼翔、宝咲琴音、榊ウルエ、黒魅槌マツリ、猫柳忍、最高瀬人、有栖川和馬、終太郎、鳳流院ヴィヴィアンによって構成される。