ぼくのぴこ
ぼくのぴこ
『ぼくのぴこ』とは2006年9月7日にソフト・オン・デマンドから発売されたアダルトアニメ『ぼくのぴこ シリーズぴこ1』および、その関連作品などに用いられる名称。
アダルトアニメとしてのシリーズに『ぴことちこ』『ぴこ×CoCo×ちこ』がある。
世界初のショタアニメ
アダルトアニメと言えば「女性キャラへの性行為を見どころとした男性向け作品」が主流となっていた中で、大々的に「男性キャラへの性行為を見どころとした男性向け作品」として販売した異色作であり、発売当時は大いに話題となった。
2007年にはBL漫画誌『花音』にコミカライズが複数回掲載されている。
9月26日には「ぴこの本格的歌手デビュー作品」と称した音楽CD『ぼくのぴこ~ショタアイドル誕生!~』がキングレコードよりリリース。
11月8日には『ぼくのぴこ』を一般向けに再編集したバージョン『pico〜ぼくの小さな夏物語〜』が発売され、一般作品のため地上波にTVCMが流れるという快挙を成し遂げた。
その後もドラマCDやPCゲームなどを発売していたが、新作の発売は2011年に途絶えている。
2019年に『シリーズぴこ』3作品のデジタルリマスター版が発売された。
少年愛に対して日本よりも厳しい目で見られる欧米では、少年とのセックスを売り物にした作品が商業ベースに乗ったこと自体が奇異の目で見られており、海外版が発売されていないにもかかわらず注目を集めた。
英語字幕入りの無断転載がYouTubeなどを通じて海外に流通し様々な話題を呼び、公式発表によれば10万件以上の違法ダウンロードがあったとされる。
ただし、その扱いは日本で言う「やらないか」「ガチムチパンツレスリング」「野獣先輩」に近いもので、公式英語タイトルである「MY PICO」を差し置いて「Boku no Piko」が一種のネットミームとして伝えられている。
中には公式イベントに参加した者や、キャラクター原案担当の彩画堂が出した同人誌を所持しているガチなファンもいるようだ。
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