ややこしや ややこしや
ややこしや ややこしや
ややこしや ややこしや
ややこしや ややこしや
わたしがそなたで そなたがわたし
そも わたしとは なんじゃいな
ややこしや ややこしや
ややこしや ややこしや
おもてがござれば うらがござる
かげがござれば ひかりがござる
ややこしや ややこしや
ややこしや ややこしや
ふたりでひとり ひとりでふたり
うそがまことで まことがうそか
ややこしや ややこしや
ややこしや ややこしや
ややこしや ややこしや
ややこしや ややこしや
ややこしや!
解説
高橋康也作、野村萬斎演出の戯曲『まちがいの狂言』の冒頭の一節。
2001年、世田谷パブリックシアターにて初演。
シェークスピアの『間違いの喜劇(The Comedy of Errors)』が原作で、シェークスピアの本場、ロンドンでも上演されている。
野村萬斎がレギュラーを務めるするNHKの教育番組『にほんごであそぼ』でも放送され、子ども達に人気の高いフレーズである。