概要
著:小河正岳、イラスト:得能正太郎、によるライトノベル。既刊は2巻。
ストーリー
主人公・ラウル・ジャスアは、冒険者として名声を上げ一攫千金することを夢見て、城塞都市「ドラゴンホーン」にやってきた。しかし、まだ駆け出しの彼にどこからも仕事の依頼が来るはずがなかった。
そんなある日、ラウルが無銭宿泊している宿屋、〈妖精の止まり木〉亭(フェアリーズ・イン)の女将が病気で倒れてしまう。
療養することになった女将の代わりにやってきたのは、女将の孫娘、「ミリー」こと、ミリセント・ルフェ。
ところが、ミリーはラウルのことを凄腕の冒険者と勘違いしていて―――。
登場人物
- ラウル・ジャスア:「経験ゼロ」「実績ゼロ」の駆け出し冒険者。逃走スキルだけはピカ一。
- ミリセント・ルフェ:〈妖精の止まり木〉亭の女将の孫娘。金髪の可愛らしい少女。魔法学院に通っている。
- 女将:〈妖精の止まり木〉亭の女主人。行くあてのないラウルを心よく泊めさせていた。
- エルミーネ:各地を放浪しているヤシャフ族の子供。年の割に言動は落ち着いてる。
- フォンフォン:エルミーネと共に旅をしているグリフォンの幼生。
- ルネルヴァ・ニシェラン:ドラゴンホーンを治める領主の孫娘。魔法学院切っての才媛だが、傲慢で高飛車な性格。対象破壊魔法が大の得意。赤髪でナイスバディ。
- イグノワット:冒険者ギルド「イグノワット商会」の主人。
- 黒ヒゲ:ゴロツキ集団〈極楽ドクロ団〉の団長。何かとラウルに因縁をつける。
- ゼウロス:ミノタウロス族を率いる王。渾名は「双斧の羅刹」。