概要
「アカデミックコメディーSubjecpet」とはPixivユーザーのまえしろ氏によるオリジナル・創作マンガ作品である。略称は「ACS」(Academic Comedy Subjecpetから) 。
『アカデミックコメディーSubjecpet』というタイトルは、
- 「academic(学問の)」
- 「comedy(コメディー)」
- 「Subject(教科)」と「pet(ペット)」からの造語「Subjecpet」
・・・から来ている。
あらすじ
事務員として国会図書館への就職が決まった、平凡な新社会人・大城蓮(おおしろ れん)は先輩事務員・荻野理央(おぎの りお)によって特別な仕事を任せられてしまう。それは、『学問の総体が人格を持って世に出てきた存在』である「サブジェクペット」達の管理人であった。
本編は高校の教科書に掲載されている範囲の学習内容を、イラストを多用して簡潔に説明したり、今風の言葉に言い換えるなどしたコメディー調の話がほとんどであり、基本的に1話完結型となっている。なお、ストーリーについては事実をそのまま使っている場合もあるが、事実に作者が若干のアレンジを加えたストーリー展開が多い。
本編には元素や気候区分、世界史で有名な人物をキャラクターにしたものが多く登場するが、ここではサブジェクペット達と国会図書館の事務員を紹介する。ちなみに、本作品における主人公が誰であるかは定義されておらず、各話ごとに主役が代わる。
Subjecpet(サブジェクペット)
化学や世界史などの学問の総体が人格を持って世に出てきた存在。人間とペット、2つの姿を持っている。人間と同じように喜怒哀楽があり、食事や仕事、趣味や悪ふざけもする。その学問が消えない限り、何百年も生き続ける。が、外見のほうはある程度まで成長するとストップするようである。ほとんどのサブジェクペットは人間体のときは青年か少女のどちらかの姿をしている。彼らの存在は国家機密に指定されており、真相を知っている者は政府のごく一部の人間と、国会図書館事務員の大城蓮、荻野理央のみである。