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アセナ

あせな

テュルク神話に登場する雌狼、もしくは彼女の生んだ10人の息子の1人の名称。
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曖昧さ回避

  1. テュルク神話に登場する雌狼、及び彼女の生んだ10人の息子の1人。→本稿で解説
  2. ゲーム『王子さまとイケない契約結婚』の登場人物の1人。→アセナ(契約王子)
  3. ゲーム『モンスターストライク』の登場キャラクター。→アセナ(モンスト)
  4. ゲーム『フルボッコヒーローズ』の登場キャラクター。
  5. ゲーム『ラストピリオド』の登場人物の1人。
  6. 漫画『天魔と悪魔』の登場人物の1人。
  7. アニメ『闘神機ジーズフレーム』に登場する古代ロボット兵器”G’s フレーム”の1つ。

概要

テュルク神話に登場する雌狼、及び彼女の生んだ10人の息子たちの1人の名称。

アセナに関する神話は様々な形態のものが伝わっており、その1つに次の様なものが伝わっている。


かつてテュルクの祖先たちは大きな戦いに敗れ、1人の少年だけが生き残った。

そんな彼の前にアセナという名の、空のように青いタテガミを持つ雌の狼が現れ、傷ついた彼を癒して彼を助けた。やがて狼と少年は結ばれ10人の子供を授かった。そしてアセナに率いられたと人間の血を引く10人の子供たちはやがてアシナ氏族を築き、突厥(とっけつ)帝国の中核となったという。


また次の様なものもある。


テュルク人の村が軍に襲撃され、皆殺しにされた。司令官は唯一生き残った赤ん坊を憐れみ、手足を斬って狼が棲む草むらへと捨てたが、この判断を悔やんだ彼は置いてきた赤ん坊を殺そうと考え、赤ん坊を捨てた草むらへと戻ってきた。しかし赤ん坊はすでに空色のタテガミをしたアセナという名の雌狼に助けられており、傷も彼女によって癒されていた。

やがて大きくなった赤ん坊はアセアとの間にアシナ氏族の祖先となる子供を授かったという。


関連タグ

ベナンダンテ テュルク神話

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