概要
バゴダード島のトネーニ商会暫定党首。
男勝りと言う表現がぴったりの30半ばくらいの、日に焼けた女性。
“海賊王”の直系だが、男子ではないので正統の党首として認められない事にコンプレックスを持っている。
同じ砂漠気候のアラバーナ帝国を注視しており、マグナスのアラバーナでの活躍は噂程度には聞いていたが、所詮は風聞なので疑っていた。
また、女手一本でトネーニ商会の舵取りをして行かなければならない以上、万が一失敗したり、騙されたりなどのミスは絶対に許されない事から、何事にもまず疑ってかかるようにしていたのであって、それでマグナスには不快な想いをさせてしまっていた。
〈バライの実〉の商売を潰された事でマグナスに因縁をつけるも、マグナスから自身の島の〈天然アスファルト〉と、〈アラバーナ産竜舌蘭〉の取引を持ち掛けられる。
その後、マグナスの即座の行動力を認め、マグナスたちの助言はすんなりと聞き入れた。