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概要編集

声優:ローラ・ベイリー

吹き替え:森なな子

シアトルで展開するWLF(ワシントン解放戦線)の兵士の一人であり、ノーティードッグが発売直後も明かさなかったもう一人の主人公である。

前作のラストでジョエルが殺害した医師ジュリーの娘であり、ファイアフライ壊滅後は仲間とともにシアトルに逃れ、WLFで筋骨隆々の身体になるまでに鍛え上げ、ジョエルへの復讐の機会を窺っていた。

そしてそれがエリーの眼前で成就してしまったこと、ジョエルとエリーの関係を軽視し、エリーを殺さなかったことが、更なる復讐を呼ぶことになる。


非常に逞しい肉体を持ち仲間からも頼りがられているが高所恐怖症である。



※以下、『The Last of US Part II』の重大なネタバレを含みます。ゲームプレイ済み以外の方は閲覧注意


























































復讐後編集

幼い姉妹編集

1日目

ジャクソン近郊からシアトルに仲間たちと帰還し、拠点を荒らしまわるスカー(セラファイト)との抗争に明け暮れていた。そんな最中元恋人のオーウェンが仲間を射殺し逃亡した事を告げられる。彼を追い思い出の場所である水族館を目指して単独で基地を抜け出すがスカーに捕まってしまう。スカーたちによって首を釣られて殺されかけていたところをセラファイトを脱走した2人のヤーラとレブという姉妹に助けられる。姉妹と別れたアビーは水族館でオーウェンと再会、2人はアビーの復讐やオーウェンが脱走した理由、WLFとスカーが土地を巡って殺しあう事にうんざりしていることを言い合った後に一夜を共にする。

2日目

アビーは昨日出会ったスカーの姉妹のことが気がかりで姉妹と会おうとする。スカーの追手を撃退しながらも姉妹と再会することはできたが、姉のヤーラはスカーからの拷問で片腕を折られておりすぐに腕を切断して治療をしなければ死してしまうほどの容態であった。アビーは彼女を無視する事ができず、医者であるメルからの情報をもとにWLFの病院から医療品を持ち出すことを決心する。WLFではアビーは脱走兵として扱われており一度は囚われてしまうが友人ノラの協力のもと脱走し、見たことのない強力な感染者を退けて必要な医療品を持ち帰り、ヤーラは無事救われることとなった。

3日目

元恋人のオーウェンと寝た事がメルにバレてアビーと彼女の仲は険悪になっていた。そんな中レブは自身が掟を破ったことで母親が罰を受けさせられるのではないかと心配し1人で水族館を飛び出してしまう。アビーとヤーラはレブを連れ戻すためにスカーの本拠地である島へと向かう。その途中でWLFの仲間であったマニーと再会する。アビーが脱走したという情報を耳にしていないマニーは謎の狙撃手を倒すためにアビーに協力を求め2人は狙撃手を追い詰めていく。しかしあと一歩のところでマニーはアビーの目の前で殺されてしまう。しかも殺したのはジャクソンの近郊でジョエルと一緒にいた金髪の白人トミーであった。

セラファイトの島で編集

島に到着後、2人は無事レブと合流できたものの彼女は迫る母親を突き飛ばした際に死亡させてしまっていた。そして島からの脱出の最中にWLFに囲まれヤーラを失ってしまう。アビーとレブはWLFとセラファイトの戦いで燃え上がる島をボートで後にする。アビーはレブとオーウェンやメル、軍用犬のアリスがいる水族館に戻ったが、彼らはすでにエリーによって殺されていた後だった。

激突編集

残された地図から仲間の仇が劇場にいることを知った2人は奇襲を仕掛けた。まず、トミーを背後から襲い物音に駆けつけてきたアジア人の男を射殺する。トミーを無力化した後にレブの援護を受けながらかつて親の仇を撲殺した時に居合わせていた女を追い詰めることに成功する。ユダヤ系の女に邪魔されかけるも返り討ちにし喉をかっ切ろうとするがレブの声によって思いとどまる。そして、アビーは彼女たちに2度と近づくなと警告しその場から去った。

ファイアフライを探して編集

アビーはレブと2人でファイアフライの拠点を探してヨットで旅を続け、カリフォルニア州のサンタバーバラに辿り着く。ファイアフライの生き残りらしき人物と通信がとれ希望が見えたのも束の間、ラトラーズと呼ばれるギャングに拉致されてしまう。そして数ヶ月の間奴隷として扱いを受け海岸沿いで磔にされレブと一緒に最早死を待つだけの状態になった。そして…


総評編集

復讐をテーマにした、ラストオブアス2の賛否が大きく分かれた原因の一つである。


・ゲームも前半の山場、その頂点に至った瞬間に場面が切り替わり、いきなり手渡される秘匿されたプレイアブルキャラクター

・感染者の襲撃から救ってくれた相手がジョエルと知るや否や、仲間と皆で拷問にかけた上で殺害するという凄惨な展開と荒れた精神

・プレイヤーから好感を持って貰うことを意図して放棄したエリー編での描写

・前作プレイヤーが救いたかったにも拘らず失い続けたエリーと対称に、希望と守るべき存在を得るという、このゲームのシナリオにおける唯一の「先のある」人物


と、前作での主要キャラクターであるエリーと、それを見守ってきたプレイヤーの視点からは憎んでも憎みきれない相手である。


他方、


・レブを守るにあたって愛情を抱き、重要な局面で味方を裏切る過程は前作のジョエルそのものである

・瑕疵のない善人とはとても言えないが、情に篤いが故に家族の復讐を諦めず、相手が敵でも受けた身近な恩をふいにできない人間性

・復讐を始めたのは彼女らであるが、その大元である悲劇の引き金を引いたのはそもそもジョエルである

・高所恐怖症というわかりやすい弱点と、恩人のためレブの応援を受けながらそれに挑戦するシーン


など、誰のせいでもない復讐の連鎖を解きほぐす二人目の主人公としての要素を備えており、プレイヤーは複雑な想いを以て彼女の動向を眺めることになる。




またゲーム本編の話題からは逸れるものの、上記の経緯から反感を買いやすいキャラクターである為、海外ではアビーの声を担当したローラ・ベイリー女史に対しても誹謗中傷がなされるという風評被害を発生させている。言うまでもないが、彼女は声優としての仕事をこなしただけであり、彼女を批判するのは全くの筋違いな上、ましてや誹謗中傷などもってのほかである(無論、吹き替えを担当したなな子女史に対しても同様である)。

またアビーのフェイスモデルを担当したジョセリン・メトラー女史はアビーがジョエルを殺害したシーンを見た際、終始涙ぐみながら「私もこのシーンが大嫌いで吐きそうになる」「皆アビーのこと嫌いよね」と、複雑な胸の内を語っていた。


いろんな要因もあってかアビーは今でも海外ユーザーから弄られ続けている。ここで記載するのは困難である為、詳細は各自で調べる事を推奨する。


関連項目編集

TheLastofUsPart2

もう一人の主人公

ジョエル・ミラー:彼女にとっての全ての元凶であり、オマージュ元。

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TheLastofUsPart2 ざらすとおぶあすぱーとつー

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