ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

茨城の伝承に登場する海上の妖怪で、数千メートルもの巨体を持つウナギのような姿をしている。

嵐、または大風の日に現れ、沖を行く船の上をまたいで通過する習性がある。図体が大きいので完全に通過しきるのに12刻(3時間弱)から時には数日もかかる。しかも体表からは粘着質の油が止め処なく染み出しており、船をまたぐ際にこの油を大量に船上にこぼして行くので、うっかりしていると船が沈没してしまう。

だから、これに遭遇したら船頭は黙って笠でこぼれる油を汲みだし、海に捨てるものだとされる。


いくじなし」と言う言葉の語源になったと言う説もある。


納涼妖イラスト イクチ

鳥山石燕が『今昔百鬼拾遺』で「あやかし」の名で紹介した事から、一般には「あやかし」の名前の方が有名である。同項目も参照の事。


関連タグ編集

妖怪 海坊主 ウナギ シーサーペント(近年同一視される未確認生物)

関連記事

親記事

あやかし あやかし

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 35244

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました