曖昧さ回避
イクチと混同されることも多い。
『うしおととら』に出てくる妖怪
白面の者の尾の化身の一体。
海座頭曰く「身の丈なん里(十数km)にもおよぶ海の蛇(くちなわ)」。
大型タンカーすら一飲みにしてしまう巨大な海蛇である。
あやかしの周囲には結界が張られていて周辺の海域は必ず大シケになっている。
表皮には特殊な油が分泌されていてとらの炎も雷も通じず、非常に堅く獣の槍すら刺さらない。
その巨体が振るう力は強大で妖怪たちの対白面切り札の一つだった全長100mはあろうかという巨大妖怪、剛妖・火の兄(ひのえ)すらいとも簡単に締め潰してしまう程。
体内は亜空間になっていて広大な船の墓場となっている。
そこには悪霊のような妖怪がいて飲み込んだ者を襲う。その更に奥には巨大な粉砕機のような本体があり、生存者を船もろとも吸い込み粉々に粉砕して喰ってしまう。
厄介なことにこの本体周辺は妖力を吸収する力があるらしく、本体に近づくと妖怪であろうと力を奪われ飛ぶことすらできなくなってしまう。
後における決戦にて意外過ぎる形で再登場し、意外すぎるバトルをする。