- 日本人の女性の名前。
- 『うしおととら』の登場人物。
『うしおととら』の登場人物
CV:林原めぐみ
白面の者に対抗できる強力な武器を作り出そうとするあまり、西洋の「魔道」まで手を出して破門された僧・引狭の前に突如現れた黒衣の女性。
常に不気味な笑みを湛えている長い黒髪の女性で、魔道や錬金術にも深く精通しており、技術面、資金面両方で引狭をバックアップした。
彼女の協力により引狭は次々研究を成功させ、エレザールの鎌、ホムンクルスなどを生み出していった。
しかし強力な武器を使いこなせる「マテリア」の研究で斗和子は次第に暴走を始める。
赤子を攫い、引狭も知らない高価な装置を勝手に導入し彼女が研究の主導権を握り始めたのだ。
流石の引狭も彼女に疑念を持ち始めるのだが・・・。
以下ネタバレ
その正体は白面の者の尾の化身の一体。
白面のような長い尾を持っていて、標的を切り刻んだり突き刺したり、尖った飛礫を弾幕のように撒き散らす、炎に変えるなど多彩な攻撃ができる。
その強さは並の妖怪など束になっても敵わない程だが、その本領は戦いよりも相手を破滅に導く智謀であり、主と同じぐらい残忍かつ卑劣な策略で相手を絶望の底へと叩き落とす。
「マテリア」の研究を完成させ法力人間・キリオを生み出し、引狭にエレザールの鎌を持った彼をつれて光覇明宗へ行かせ、それらの存在を僧たちに知らしめた。
引狭の死後はキリオを偽りの愛情で育て手懐ける一方、獣の槍復活の時期を経て、同じく尾の化身の一体であるくらぎに光覇明宗を襲わせる。
くらぎは自分に向けられるあらゆる力を反射する能力をもっていて、法力僧の法術はおろか獣の槍の斬撃すら弾き返した。
この戦いで二代目お役目様は全ての力を使い果たし死亡。キリオは鎌でくらぎを倒す活躍を見せ、多くの僧たちに獣の槍に対して不信感を抱かせた。
法力僧たちの間に生まれた亀裂をすかさず煽り、獣の槍以上の力があるエレザールの鎌は量産可能であると吹き込んだ。
エレザールの鎌の賛同者がある程度増えると、キリオを使って非賛同者の獣の槍への未練を断つため槍を破壊しようと提案した。
そして法力僧を使って獣の槍を奪うと、潮らの目前で破壊して見せた。
ここで初めて真意を明かし、白面に騙されて獣の槍を破壊してしまった法力僧たちや、自分は獣の槍を破壊するためだけに生み出された存在だと知ったキリオが絶望する姿を見て嘲笑った。
だが獣の槍の冥界からの声に潮が応えると槍は復活し形勢は逆転。錯乱したキリオを嗾けて逃走を図るも失敗。
最後の手段で尾を炎の結界に変え潮たちを焼き尽くそうとするが、正気を取り戻したキリオに背後からありったけの法力を込めた鎌で突き刺された。
これが致命傷となり炎と共に消滅したが、最後の最後までキリオの心を踏み躙り続けた。
白面との最終決戦において、その尾から変化するという形で再登場する。
くらぎと同程度のサイズにまで巨大化しており、口から火を噴くなどなんとも怪獣じみた攻撃をするが
とらに、短期間で無理に復活を遂げたために中身はスカスカだと再生怪人の宿命を看破され、
「あばよ。木偶女」の一言と共に放たれた雷撃によりあっさり倒されてしまった。
やはり斗和子といえば・・・
全裸である。
斗和子が戦闘態勢に入ると身に着けている黒衣が開ける。
巷にいる魔法少女は着衣が一瞬開けるがすぐにフリフリの可愛らしい衣装に身を包む。
だが現実的に考えるならあんな衣装など戦闘において邪魔なだけである。激しく動く戦闘でミニスカートなどもってのほか。見られるのを気にして戦えない。
しかし斗和子は違う。
ビーチク丸出し、穿いてない、すっぽんぽん、そう全裸こそ彼女の戦闘における姿、全裸に華麗に変身である。
初めから全てを晒して「さぁ見ろ」である。もう何もない恥ずかしくない。
なんと男らしいことか。