「心を濁すな。そいつは死を意味する」
概要
CV:二宮和也
「愛を忘れ、暴力だけを信じる餓鬼」とも呼ばれている。
牛の頭を持つとされるが、実際は頭がそのまま牛という訳では無く、牛の頭蓋骨を頭に被っている。
また、アニメ映画版では赤い髪に緑の肌と、おおよそ普通の人間とは思えないような姿をしている(メイン画像はアニメ映画版)。
噂自体はクロも知っていた様だが、昼夜兄弟がイタチについて言及した際は「あの頭が牛とかいう餓鬼だろ?」と言って笑い飛ばし、その存在については全く信じていなかった。
しかし、物語の終盤、蛇の部下である殺し屋2人に追い詰められたクロの前にその姿を現す。
「一瞬だぞ、よく見とけ。闇の力だ」
そして、クロですら敵わなかった殺し屋2人を瞬殺した。
正体
※この先ネタバレ注意
「光と闇を彷徨うお前が、もう一人の自分を導き出したんだ」
「………楽しもうぜ?」
その正体は、クロが生み出した幻影であり、もう一人のクロ。
シロについては「偽りの魂、偽善の代表者」「俺は貴様が照らした影じゃない」等と発言しており、忌み嫌っている。
イタチは常にクロの心の中に潜み、クロを闇へと引きずり込む機会を窺っていた。
そして、シロと離れ離れになって精神を病んだ所に姿を現した。
イタチの闇に飲まれそうになるクロだったが、最終的にシロを信じる事を選んだ為、イタチはクロの中から姿を消す事になった。
「いいか、忘れるな。右手の傷を忘れるな。俺は決して消え去りはしない。いつでもお前の中に住む。お前を守る………。お前を救う………」
余談
その姿から、外国版では「ミノタウロス」という名前で登場している。
関連タグ
イタチ:他の意味のイタチはこちら